カーショー 今季初勝利ならず「もちろん悔しいけど...」 5回6安打1失点の粘投も2点守れず白星スルリ

2025年5月29日(木)5時20分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ ドジャース4ー7ガーディアンズ(2025年5月28日 クリーブランド)

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が28日(日本時間29日)、敵地でのガーディアンズ戦に先発。5回で6安打されながらも1失点に抑えたが、8回に中継ぎ陣が逆転を許し、今季初勝利&メジャー通算213勝目を逃した。

 試合後、カーショーは「実は、最近は投球フォームに少し問題があって、色々修正している最中です。今日は何とか数球良いところに決まって5回まで投げられたが、試合にとどまれるほど良い投球ではなかった。もっと長いイニングを投げられるようにならないと」とフォーム改造中であることを明かした上で「もちろん悔しいけど、同時に進歩も感じている。もっと練習を積めば良くなると思う。今日はたった1失点で済んだのは良かったと思います。とにかく次の登板に向けて準備します」と気持ちを切り替えた。

 初回、1死からマルティネス、ラミレスの連打で1点の先制を許した。だが、その後はやや苦しみながらも要所を締めて追加点を許さなかった。2回は先頭のウィルソンに左翼線二塁打されたが、後続を3人で抑えた。3回も1死から連打で一、三塁のピンチを背負ったが、続くアリアスを注文通りの遊ゴロ併殺に斬って、得点を許さなかった。4、5回も無失点投球。落差の大きいカーブを巧みに使って、相手打線をほんろうした。

 勝ち星は目前となっていたが2点リードの8回に3番手・スコットが同点の2点適時され、さらに4番手・ベシアが勝ち越し3ランを許して、試合はブチ壊しに。それでもカーショーは「やっぱり、もっと練習して固めないといけない部分がある。悪い癖がついてしまっているように思う。昨年はあまり調子が良くなかったので、そのせいで悪い癖がついてしまったと思う。それに、長い間投げていなかったので、最初の数試合は苦労するだろうと思っていた。今は身体の調子はいいので、投げ続けて修正していくだけです。とにかく練習を続けます」と前を向いた。

 昨年11月に左膝半月板と左足親指を手術。今季はマイナー登板を経て、今月17日のエンゼルス戦で昨年8月30日のダイヤモンドバックス戦以来260日ぶりに復帰登板した。今季はこれまでに2試合に先発し、白星はなかった。またも勝ち星を逃し、防御率は4・91となった。

スポーツニッポン

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