伊東純也ら日本人3名所属のスタッド・ランスが2部降格…伊東のアシストで先制も昇降格POで延長戦の末に敗北
2025年5月30日(金)6時50分 サッカーキング
スタッド・ランスの2部降格が決まった [写真]=Getty Images
リーグ戦34試合を戦って8勝9分17敗を記録し、勝ち点「33」のリーグ16位で終えたスタッド・ランス。21日にアウェイで行われたファーストレグは1−1で引き分けており、リーグ・アン残留をかけてセカンドレグに臨んだ。MF伊東純也、MF中村敬斗がこの一戦に先発出場し、DF関根大輝はベンチスタートとなった。
スタッド・ランスは前半、序盤から積極的にゴールに迫ったものの得点には至らず、0−0で終える。均衡が破れたのは57分。アマドゥ・コネからのパスをボックス内で受けた伊東がターンしようとしたところを、走り込んでいたアンジュ・マルシャル・ティアがファーサイドに流し込み、スタッド・ランスが貴重な先制点を奪う。
しかし、関根が途中出場した直後の78分、この試合でシュートを記録していなかったメスが、マチュー・ウドルのゴールで同点に追いつく。90分では決着が着かず、試合は延長戦に突入すると110分、アルファ・トゥーレのゴールでメスが逆転。さらに114分、後方からのパスを受けたゴティエ・ハインが、GKイェヴァン・ディウフが飛び出していたところ見逃さず無人のゴールに向かってロングシュート。これがゴールに吸い込まれ、メスがリードを2点差に広げた。
試合はこのまま1−3で終わり、合計スコア2−4でスタッド・ランスが敗北。来季は2017−18シーズン以来、7年ぶりにリーグ・ドゥへと降格することが決まった。対するメスは、1年でのリーグ・アン昇格を果たしている。
【動画】スタッド・ランスvsメス ゴール集