カブス3A・前田健太が3度目先発も初回だけで6失点の苦しい展開
2025年5月30日(金)8時57分 スポーツ報知
◆米マイナーリーグ アイオワ—シラキュース(29日、米アイオワ州デモイン=プリンシパル・パーク)
タイガースを退団し、カブスとマイナー契約を結んだ3Aアイオワ・前田健太投手が29日(日本時間30日)、シラキュース戦に3度目の先発。
先頭打者を歩かせた前田は2番のカスティーノに中堅への二塁打を浴びて先制点を献上。2アウト後、5番ウォルトンから5連打を浴びいきなり6失点。10人目の打者を抑えて初回をようやく終えた。
前田はツインズからFAとなった2023年オフにタイガースと総額2400万ドル(当時のレートで約35億円)の2年契約を結ぶも、昨季3勝7敗でシーズン途中からリリーフに回り、先発復帰を目指した今季もリリーフでスタート。7試合を投げ防御率7・88と調子が上がらず、1日にDFA通告、いわゆるメジャー契約40人ロースター枠から外され、事実上の戦力外となってカブスとマイナー契約を結んだ。
移籍後3Aでの2試合ではともに初回から2失点し計5回2/3を投げ9失点、防御率14・29。この日の1回を終えた時点では20・25にまで悪化。カブスのマイナーで結果を残してメジャー復帰の望みも厳しくなっている。