カブス3A・前田健太が3度目の先発も1回0/3を9失点 13人に対しアウト3つのみ…防御率24・30
2025年5月30日(金)9時32分 スポーツ報知
◆米マイナーリーグ アイオワ—シラキュース(29日、米アイオワ州デモイン=プリンシパル・パーク)
タイガースを退団し、カブスとマイナー契約を結んだ3Aアイオワ所属の前田健太投手が29日(日本時間30日)、シラキュース戦で3度目の先発。1回0/3を投げるも7安打3四球で8失点で降板、防御率は24・30となった。
先頭打者を歩かせた前田は2番のカスティーノに中堅への二塁打を浴びて先制点を献上。2アウト後、5番ウォルトンから5連打を浴びいきなり6失点で10人目の打者を抑えて初回をようやく終えた。2回も連続四球に左前安打で無死満塁とし、わずか47球で降板。後続投手が打たれてこの回も3失点となった。
前田はツインズからFAとなった2023年オフにタイガースと総額2400万ドル(当時のレートで約35億円)の2年契約を結ぶも、昨季3勝7敗でシーズン途中からリリーフに。先発復帰を目指した今季もリリーフでスタートし、7試合を投げ防御率7・88と調子が上がらず、1日にDFA通告、いわゆるメジャー契約40人ロースター枠から外され事実上の戦力外となり、カブスとマイナー契約を結んだ。
移籍後3Aでの2試合ではともに初回から失点し計5回2/3を投げ9失点、防御率14・29。この日の9失点で24・30にまで悪化。カブスのマイナーで結果を残してメジャー復帰という望みも厳しくなってきた。