トヨタ・プリウスが一部改良。同時に気品を際立たせるブラックカラーの特別仕様車も登場

2021年6月4日(金)7時30分 AUTOSPORT web

 6月3日、トヨタ自動車はハイブリッドカーの『プリウス』ならびに『プリウスPHV』を一部改良するとともに、プリウスには特別仕様車の“Black Edition(ブラック・エディション)”を設定し、同日より発売を開始した。


 1997年に世界初の量産ハイブリッドカーとして誕生して以来、圧倒的な燃費性能や運転の楽しさ、エモーショナルなデザインなどに加え、安全装備をはじめとする様々な先進技術を採用し進化を続けているトヨタ・プリウス。


 4代目プリウスがベースされた本格的プラグイン・ハイブリッド車両のプリウスPHVでは、外観の特徴ともいえる薄型の多眼ヘッドライトを採用したほか、空力性能に貢献するダブルバブル形状のルーフや軽量化を狙った複合素材のバックドアといった最新技術も導入されている。


 今回、そんな両モデルに一部改良が施され、主な変更内容は、8インチディスプレイオーディオと『ナノイー』が標準装備(グレードによって異なる)となったほか、プリウスの外板色には“ブラキッシュアゲハガラスフレーク”が採用された。

トヨタ・プリウス“Aプレミアム”/プレシャスブラックパール
トヨタ・プリウスPHV“A”/スピリテッドアクアメタリック
8インチディスプレイオーディオが標準装備となったプリウスPHV“Aプレミアム”のインテリア


 また合わせて、プリウスには気品を際立たせるブラックカラーの特別仕様車『S“ツーリングセレクション・Black Edition”』『A“ツーリングセレクション・Black Edition”』が設定され、6月3日より発売が開始されている。


 このブラックカラーの特別仕様車には、ブラック加飾を施した17インチアルミホイールやBi-Beam LEDヘッドランプが採用され、ボディカラーには特別色の“プレシャスブラックパール”のほかツートーン2色を含む全6色が用意された。


 インテリアもブラックを際立たせ、センタークラスター・インパネオーナメント、サイドレジスターベゼルなどにダーク基調の加飾が施されるほか、アクセルとブレーキにはアルミペダルが特別装備される。


 一部改良が施されたプリウスの価格は259万7000円〜364万円、プリウスPHVは338万3000円〜401万円となり、特別仕様車“ブラック・エディション”は294万7000円〜341万4000円(いずれも消費税込み)という価格になっている。


 各モデルの詳細についてはトヨタ自動車の公式ホームページを確認してほしい。
・プリウス:https://toyota.jp/prius/
・特別仕様車“ブラック・エディション”:https://toyota.jp/prius/grade/special2/
・プリウスPHV:https://toyota.jp/priusphv/

トヨタ・プリウス 特別仕様車 S“ツーリングセレクション・Black Edition”/プレシャスブラックパール
トヨタ・プリウス 特別仕様車 S“ツーリングセレクション・Black Edition”/プレシャスブラックパール×プラチナホワイトパールマイカ
トヨタ・プリウス 特別仕様車 S“ツーリングセレクション・Black Edition”のインテリア(内装色:ブラック)

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