次戦F1フランスGPで初の母国レースを走るグロージャン、新デザインのヘルメットを発表

2018年6月19日(火)11時16分 AUTOSPORT web

 ロマン・グロージャンはホームレースとなる次戦F1フランスGPに向けて、新しいデザインのヘルメットを準備した。スイスのジュネーブが出生地のグロージャンは、フランスとスイスふたつの国籍を有している。


 FIAの規定により、ドライバーはシーズンを通してひとつのデザインのヘルメットを使用しなければならず、変更は小さなもののみに限られている。しかしドライバーの母国レースなど、特別な場合においては一度だけデザインの変更が許されている。


 グロージャンは新たなデザインのヘルメットをInstagram上で発表。フランスの国旗と同じトリコロールが目立つヘルメットには、後部に本人の絵が描かれている。


 フランスでF1が開催されるのは10年ぶりとなる。前回のグランプリは2008年にマニ−クール・サーキットで行われており、この時はフェラーリのフェリペ・マッサが勝利を飾った。


 2009年にバレンシアで開催されたヨーロッパGPでデビューしたグロージャンはフランスでF1に出場した経験がなく、今回が初の母国GPとなる。また、フランス南部のマルセイユに近い、ル・キャステレに位置するポールリカール・サーキットで最後にF1がレースをしたのは1990年にまで遡る。


 1969年に建設された、この歴史的なサーキットがF1のカレンダーに復帰したことを記念して、グロージャンのヘルメットには“キャステレ018”の文字も描かれている。






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