大ブレイクの秋広優人を球界OBが絶賛!スイングの軌道は吉田正尚が理想形「ホームランも打てて、率も残せる選手になる」

2023年6月25日(日)14時25分 ココカラネクスト

打率3割をキープする秋広。本塁打も出てくれば、まさに鬼に金棒だ(C)CoCoKARAnext

 “ゴジラ2世”が急成長を遂げている。

 交流戦全日程が終了し、リーグ戦が再開したプロ野球。巨人は惜しくも交流戦優勝を逃したものの、11勝7敗と4年ぶりの勝ち越しに成功し、首位阪神とのゲーム差を縮めた。

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 そんな巨人で今季大ブレイクを遂げているのが、高卒3年目の坂本勇人だ。“大先輩”松井秀喜氏の背番号「55」を受け継いだ、“ゴジラ2世”は4月22日のヤクルト戦(神宮)で初スタメン初安打、29日の広島戦(東京ドーム)では初本塁打をマークすると、レギュラーに定着。交流戦では3番に定着し、ここまで打率.325、4本塁打、19打点(6月25日試合前時点)の成績を残している。

 身長2メートル超えの規格外の体格から放たれる打撃で「覚醒」を遂げた秋広。巨人の未来を担う“ゴジラ2世”を球界OBはどう見ているのか。元ヤクルトOBで現役時代は守備の名手としても知られた宮本慎也氏が自身のユーチューブチャンネル「解体慎書」で動画を更新し、秋広について言及した。

 宮本氏は今季躍動する秋広について「若くて楽しみな選手が出てきたなという感じですね」と印象を語った。

 ここまで高打率を残している秋広だが同氏は一発にも期待。「彼のポテンシャルを考えると、間違いなくボールがもっと飛ぶと思います」と、秋広のスイング軌道に注目。現在のスイングを解説し、「中田翔が今年は縦振りでやっていると思うんです。その辺も師匠に教わっていくと、東京ドームだと30発、40発を打てると思います」と、「縦振り」のスイングを勧めた。

 また、スラッガーの理想形としては「スイングの軌道でいうと吉田正尚が理想形。秋広の身体を考えたら、もっとホームランが打てるはずです」と、同氏はレッドソックスで活躍を見せている吉田正尚の名前を挙げた。

 今季の本塁打数については、「今のバットの軌道のままだと15本。(1軍のレギュラー1年目で)15本は合格点ですけどね」と同氏は予想。しかし、「(秋広は)当て勘がいい。それを考えるとホームランも打てて、率も残せる選手になるんじゃないかなと思います。油断せずに頑張ってほしいですね」と話し、秋広にエールを送った。

 秋広優人の更なる“大爆発”に期待がかかる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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