中上貴晶「この数戦苦戦しましたが、4番手はすばらしい結果」/MotoGP第9戦オランダGP予選

2021年6月27日(日)11時40分 AUTOSPORT web

 6月26日、2021年MotoGP第9戦オランダGP MotoGPクラスの予選がTTサーキット・アッセンで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は4番手を獲得した。


 初日は不安定な天候に苦戦して11番手となった中上だが、予選日は終日ドライコンディションとなった。そして迎えたフリー走行3回目で1分32秒853のタイムをマークし7番手。ダイレクトでの予選Q2進出を果たした。


 中上はフリー走行3回目で、フロントにミディアムタイヤ、リヤはミディアムとハードタイヤを履いて、1分33秒台で連続ラップを刻んでいる。フリー走行4回目でもデータを積み重ねた中上は、予選Q2でフロントにミディアム、リヤにソフトタイヤを装着して2度のアタックを行い、1分32秒314をマーク。フリー走行のベストタイムを0.539秒短縮して3番手に浮上した。


 このままフロントロウ獲得かと思われたが、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が最後のアタックで逆転し4番手へと後退している。しかし、中上にとっては今季ベストとなる4番手で、インディペンデントチームのトップとなった。


 今年は第4戦スペインGPの4位がベストリザルト。このときは5番グリッドからのスタートだったが、今回はそれを上回る4番グリッドから決勝に挑む中上。念願の初表彰台への期待がかかる。


■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(予選:4番手)

「すばらしい結果を残すことができました。チームに感謝したいです。この数戦、苦戦しましたが、ようやくパルクフェルメに戻ってくることができました。いい気分です。今週末、最も重要なことはいいフィーリングと自信があることです。4番手タイムはすばらしい結果です。明日のレースが楽しみです。上位の選手についていけるようにベストを尽くします。そして、良い結果を持ち帰れるよう全力を尽くします」

2021年MotoGP第9戦オランダGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)


2021年MotoGP第9戦オランダGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

2021年MotoGP第9戦オランダGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

2021年MotoGP第9戦オランダGP 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

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