ブランパンGTヨーロッパで濱口弘が今季2勝。ランキング首位でシリーズ後半戦へ

2019年7月4日(木)20時59分 AUTOSPORT web

 2019年もヨーロッパで多くのエントリーを集めて開催されている、GT3カーのスプリントシリーズであるブランパンGTシリーズワールドチャレンジ・ヨーロッパ。今季はすでに2ラウンドを消化したが、日本の誇るジェントルマンドライバーのひとりである濱口弘が2戦を終えてプロ-アマクラスのランキング首位に立っている。


 スーパーGT GT300クラスでも活躍した経験をもつ濱口は、2018年にブランパンGTシリーズ・アジアでプロ-アマクラスのチャンピオンを獲得。今季はオレンジ1・FFFレーシングチームから、イギリス人ドライバーのフィル・キーンと組んでランボルギーニ・ウラカンGT3エボでブランパンGTシリーズワールドチャレンジ・ヨーロッパに挑戦している。


 そんな濱口は、ブランパンGTシリーズワールドチャレンジ・ヨーロッパの第1ラウンドとして開催されたブランズハッチでは、レース1でクラス2位。レース2ではクラス優勝を果たし、イタリアのミサノで行われた第2ラウンドに臨んだ。


 ミサノではレース1でクラス3位に食い込むと、レース2でもリナルディ・レーシングの333号車フェラーリとバトルを展開。最終的に333号車がクラス首位でチェッカーを受けたが、走路妨害のペナルティをうけ降格。濱口組がクラス優勝を飾った。


 この2ラウンドの結果、キーン/濱口組は52.5ポイントを積み重ね、7ポイント差でプロ-アマクラスの首位に立っている。シーズンの残りは3ラウンドで、チャンピオンも見えてきている。


 今季からブランパンGTシリーズワールドチャレンジ・ヨーロッパでは、プロ-アマクラスの車両はピットイン時に15秒の静止が義務づけられており総合での上位進出は厳しいが、それでもプロ-アマクラスの戦いは激戦。日本のトップジェントルマンである濱口の活躍は今後も期待できそうだ。

濱口弘/フィル・キーン組のランボルギーニ・ウラカンGT3エボ


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