エンゼルスに再び暗雲 主砲トラウトが途中交代のアクシデントで大谷翔平も心配顔見せる

2023年7月4日(火)15時8分 ココカラネクスト

負傷交代したトラウト、今後のチームへの影響が心配される(C)Getty Images

 プレーオフ目指してひた走るチームに衝撃が走った。

 現地時間7月3日(日本時間4日)に敵地で行われたパドレス戦に「2番・中堅」で先発出場したマイク・トラウト外野手にアクシデントが起きた。

【動画】痛っ!8回先頭の打席に立ったトラウトはファウルを打った際に左手首を痛めたと見られ、ベンチ裏に退いた

 6点を追う8回先頭、無死走者なしの場面で打席に入ったトラウトは思い切ってファウルを打った後に苦し気な表情を見せて、左手を振り払うような仕草を行うと、自ら打席を外し、トレーナー、フィル・ネビン監督も駆け寄る中、状態確認の時間がしばし続いた。これにはネクストバッターズサークルで準備していた大谷翔平も心配顔を見せていた。その後、打席には代打としてミッキー・モニアックが送られ、空振り三振に倒れた。

 現地実況ではトラウトが左手首付近を指す様子も映し出されており、打撃では根幹ともいえる大事な部分といえるため、今後に与える影響が心配される。

 エンゼルスはこれまでもジオ・ウルシェラ、ザック・ネト、ブランドン・ドゥル—リーら主力に故障者が続出しており、補強したばかりだった。

 トラウトは7月2日(日本時間3日)のダイヤモンドバックス戦の初回に先制弾を放ち、同試合で31号を放った大谷と今季8度目の「トラウタニ弾」を飾ったばかりだった。

 大谷も強く信頼を寄せ、チームの精神的な支柱ともいわれるトラウトが離脱するとなれば、チームが目指すプレーオフ進出にも暗雲が漂うことにつながりかねない。この日の試合では大谷も3打数無安打、2四球で2試合ぶりにノーヒットに終わった。チームも幾度と好機を作りながら、打線がつながらず、3−10で大敗。トラウトが軽症であることを祈るばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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