2得点のFWエリソン、連勝は「自分たちに自信を与えてくれる」 長谷部監督も交代選手の活躍に満足

2025年5月18日(日)20時21分 スポーツ報知

◆明治安田J1リーグ▽第17節 川崎2—0C大阪(18日・U等々力)

 川崎は途中出場したFWエリソンが終盤に2得点を挙げ、C大阪に2—0で勝利。ホームで2連勝を飾り、勝ち点24で6位に浮上した。後半40分に左足で均衡を破ると、3分後にも頭で加点した。

 7試合ぶりに得点した助っ人は「今日2ゴールを決めることができてうれしい。ここ数試合、ゴールすることができず、自分自身、少しストレスを抱えている部分はあったが、こうしてチームの勝利に貢献できて、すごくうれしい。(1点目は)瀬川選手からボールを受けた瞬間、監督から要求された(裏への)動きを出した。瀬川選手も自分の動きをしっかり見てくれて、素晴らしいパスを出してくれた。(2点目は)自分の特長を生かすことができた。常にボールを追いかけてあきらめず、最後の最後まで走っていく、それが表れた。ホームで2連勝することは重要で、自分たちに自信を与えてくれる。今日の2ゴールは遠くブラジルに住んでいる、妻・イザベラ、2人の息子の3人の家族に捧げたい」と喜んだ。

 長谷部茂利監督は記者会見で試合を振り返り「結果は望んだものだったが、内容は非常に苦しく、どちらが勝つか分からない、どちらにゴールがあっても(おかしくない)という、そういうゲームだった。危ない場面もたくさんあった。ただ、自分たちがやろうとしていることは、とくに攻撃面で、回数、時間、まずまずトライできたと思う。守備では良い場面もあったが、ゴールに迫られていた。とくにクロス、カウンターから、危ない場面があった。そこはまた修正して次に向かいたい」と気を引き締めた。その上で「ファン、サポーターと、勝利を分かち合えたことは良かった」と安どした。

 決勝点はMF瀬川のパスからエリソンが決め、交代選手が活躍。指揮官は「良い準備をしている選手、コンディションの良い選手、実力のある選手がいますので、出すタイミングだけ間違えなければ活躍してくれる。スタートから出ている選手も、もちろん最大値を出そうと努力している。(そこで)疲れたところで(投入)というのもある。流れの中から失点する可能性もあったが、得点は取れそうな雰囲気だった。そこは(チャンスが)あるぞ、と。『自分か、もしくは人に取らせる。そういう可能性が高いから行ってこい』というような内容を(交代選手には)伝えた」と満足そうだった。

スポーツ報知

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