『メルセデス・ベンツSLC』最後の特別仕様車は、初代オマージュのボディカラーを採用

2019年7月10日(水)12時6分 AUTOSPORT web

 メルセデス・ベンツのラインアップで最小のクーペであり、全天候型のバリオルーフを備えたオープントップモデル『SLC』に、初代SLKをオマージュしたサンイエローを外装色に設定した最後の特別仕様車『メルセデス・ベンツSLC Final Edition』が登場。6月28日から発売開始となっている。


 1996年に世界初の電動開閉式ハードトップを提げて登場した初代『SLK』は、この3代目の現行モデルで車名を刷新。2016年にメルセデスのロードスターを表す“SL”と、車格を表す“C”を組み合わせ『SLC』に改称されるとともに、大幅な改良を受けて一層上質なロードスターへと進化している。


 今回の特別仕様車は、SLC180 Sportsをベースに有償オプションとしてエクステリアカラーに初代SLKをオマージュしたサンイエローを設定。さらに同車限定の専用ハイグロスブラックペイント18インチAMG 5スポークアルミホイールを標準装備し、フェンダーには専用の“SLC FINAL EDITION”バッジがあしらわれた。


 このエクステリアカラーにはサンイエローの他にポーラーホワイト、オブシディアンブラック、ダイヤモンドホワイト、 セレナイトグレーの計5色から選択可能となっている。


 一方のインテリアにも特別仕様車専用のブラックとシルバーパールの2トーンカラーのナッパレザーシートを採用し、カーボンパターンエンボスが入った専用シフトレバーおよびステアリングを装備。


 カーボンパターンが特徴のブラッシュド・アルミニウム・インテリアトリムを随所に採用し、スポーティな室内空間が演出されている。

初代(右)をオマージュしたサンイエローの車体色を設定。この特別仕様車は180Sports(中央)とAMG 43(左)に用意される
特別仕様車専用のブラックとシルバーパールの2トーンカラーのナッパレザーシートを採用
カーボンパターンエンボスが入った専用シフトレバーやステアリングを装備する


 さらにオプション装備として、スイッチを押すだけでルーフトップの透過率を瞬時に変更し、クリアモードとダークモードを自在に切り替えることができるマジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフも設定され、ルーフを閉めた状態でも快適なオープンエア気分を味わうことができる。


 また、3リッターのV6直噴ツインターボを搭載するAMGモデル、『メルセデスAMG SLC 43』にも同特別仕様車が設定され、ボディカラーにはサンイエローのみを用意。


 こちらも専用となるマットブラックペイント18インチAMG 5スポークアルミホイールを装着したエクステリアに加え、インテリアでも専用のブラックとシルバーパールの2トーンカラーとなるナッパレザーシートを採用した。


 さらに専用AMG E-SELECTレバーと“AMG EDITION”ロゴが下部に配されるセンターマーキング付き専用デザインステアリングホイールを装備するなど、より上質なドライビング環境が広がっている。


 1.6リッター直列4気筒直噴ターボを搭載する180は右ハンドル仕様、AMG43には左右ハンドルが用意され、価格はそれぞれ595万、989万円となっている。

スイッチを押すだけでルーフトップの透過率を瞬時に変更できるマジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフもOP設定
『メルセデスAMG SLC 43』は、専用マットブラックペイント18インチAMG 5スポークアルミホイールを採用
専用AMG E-SELECTレバーと”AMG EDITION”ロゴが下部に配されるセンターマーキング付き専用デザインステアリングホイールを装備する

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp


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