メルセデス・ベンツ、新型『EQA』を導入。容量70.5kWhのバッテリーで一充電走行距離は591kmに

2024年4月15日(月)12時31分 AUTOSPORT web

 メルセデス・ベンツの最小BEV(バッテリーEV)であり、日本の道路環境でも取り回しやすいサイズ感としつつ、ブランドの名に恥じない高い質感を備えた新型『EQA』が上陸。導入される“EQA 250+”は容量70.5kWhのバッテリーに更新され、WLTCモード一充電走行距離を591kmにまで伸長。第2世代のMBUXも搭載して4月11日より販売が開始されている。


 標準仕様で全長4465mm、全幅1835mmとほぼCセグメントに属するサイズ感を持つ『EQA』だが、今回の改良でパワートレインを刷新。EVとしての生命線でもある航続距離を上位モデルに並ぶ水準にまで引き上げている。


 フロントにモーターを搭載する前輪駆動モデルとなり、最高出力は190PS(140kW)、最大トルクは385Nmを発揮。さらに車体へのモーターの搭載方法を工夫し、モーターからの振動や騒音が車内に伝わらないよう配慮して静粛性を高めるとともに、内燃機関モデルやハイブリッド車両からの乗り換えであっても違和感を感じさせないスムーズな制御を実現したという。


 今回のモデルで更新された容量70.5kWhの高電圧バッテリーは、日本で想定されている200V30A方式での6.0kWまでの交流普通充電と、100kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応。さらに家庭の太陽光発電システムで得られた電気の貯蔵装置としても活用でき、別途の充放電器や工事等が必要なもののV2H/V2L(ビークル・トゥ・ホーム/ビークル・トゥ・ロード)としての活用が見込める双方向充電の機能も備わる。

容量70.5kWhのバッテリーに更新され、WLTCモード一充電走行距離を591kmにまで伸長
フロントにモーターを搭載する前輪駆動モデルとなり、最高出力は190PS(140kW)、最大トルクは385Nmを発揮する


 エクステリアでは、立体的なスターパターンをあしらったフロントグリルと新デザインのバンパーを採用し、リヤでもコンビネーションランプのグラフィックが変更されている。


 また、AMGラインパッケージ装着車のホイールアーチがブラックからボディ同色となり、ボディカラーには新色としてハイテックシルバー、スペクトラルブルー、パタゴニアレッドが追加された。


 インテリアでも、ハンズオフ検知機能のためリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用する新世代ステアリングホイールを採用し、夜間走行時には無数のスリーポインテッドスターが助手席前方のトリムに浮かび上がるスターパターンインテリアトリム(バックライト付)を採用する。


 そのほか、12のスピーカーを備えた合計出力710Wのオーディオシステムであるブルメスター・サラウンドサウンドシステムや、ステアリングヒーターを含むAMGレザーエクスクルーシブパッケージなどもオプション設定。新しい世代の運転支援機能“ドライビングアシスタンスパッケージ”も備わり、価格は771万円(税込)となっている。


メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

ハンズオフ検知機能のためリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用する新世代ステアリングホイールを採用する
ステアリングヒーターを含むAMGレザーエクスクルーシブパッケージなどもオプション設定される


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