原監督が期待する”ポスト坂本”とは?門脇、中山に加え「北村もそこに入ってきてほしい」

2023年7月14日(金)17時8分 ココカラネクスト

原監督の期待をかける北村。チャンスを活かせるだろうか(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 7月13日、坂本勇人は出場が予定されていた「マイナビオールスターゲーム2023」の辞退を発表した。6月23日の広島戦で右太腿裏を痛め、翌日に登録抹消された坂本。すでにフリー打撃は行っており、打撃面は問題ない。ただ、守備面、走塁面では不安が残るため、復帰にはまだ時間がかかりそうだ。

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 4月こそ月間打率.197と苦しんだが、6月(.338)は絶好調だった坂本の戦線離脱はチームにとって大きな痛手。原辰徳監督は坂本が戦列を離れる現状を、どのようにカバーしていこうと考えているのだろうか。現役時代に巨人で活躍し、二軍監督やスカウト部長なども務めた岡崎郁氏のYouTubeチャンネル『アスリートアカデミア【岡崎郁 公式チャンネル】』に原監督が登場。坂本が抜けた巨人のショート事情についてコメントした。

 まず「調子が上向いてきただけに、というところはある。1番バッターも固まりつつあるというところで」と1番として打線を引っ張っていた坂本の離脱を惜しみつつ、「いるメンバーでやるしかない」と前を向く。

 岡崎氏が坂本の代役として期待されている門脇誠と中山礼都の名前を挙げる中、原監督は「北村もそこに入ってきてほしい」と話した。北村拓巳のポテンシャルを高く評価しているようだが、一方で「何試合も使ったんですけど、なかなか難しい」「ショートというポジションはチャンスなんですけどね」とその期待に応える活躍はできてはおらず渋い表情も見せている。

 その理由として、「器用な選手なんだけどバッティングがね。練習のバッティングがゲームでできない」と練習通りのプレーを試合で発揮できていないと説明。「這い上がってきてくれると良いんですけどね」と今後の活躍に期待した。

 北村は打率.091と苦しんでおり、決して打率が高いわけではない門脇(.173)や中山(.220)と比較しても分が悪い。現在27歳と“期待の若手”や“ポスト坂本”とは呼べない年齢になった北村。原監督からもその能力の高さは評価されており、坂本不在のこの期間でチャンスをものにしたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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