琢磨は好走もトラブルに泣く/【順位結果】インディカー・シリーズ第11戦トロント決勝レース

2019年7月15日(月)6時54分 AUTOSPORT web

 カナダ・トロントで開催されたインディカー・シリーズ第11戦。14日に行われた決勝レースは、ポールポジションからスタートしたシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が制し、今季3勝目を挙げた。


 10番手からスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、力強い走りを披露。上位を争うも、68周目にマシントラブルでリタイアとなった。


 晴天の下、トロント市街地特設コースで開催されたインディカー第11戦。ポールからスタートしたパジェノーは2番手のディクソンと差を徐々に広げ、レースをコントロールする。


 ファーストスティントを19周目終わりまで伸ばした佐藤琢磨は、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)の後ろでピットアウト。10番手スタートから上位争いに躍り出る。


 オープニングラップの多重クラッシュでイエローコーションとなったが、それ以降は大きなクラッシュもなくノーコーションでレースは進み、燃費レースの展開となっていく。


 リードを築いていたパジェノーだったが、燃費走行を強いられ徐々に2番手のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)に詰め寄られる。残り20周でふたりの差は1秒以内に。


 68周目、5番手を走行していた佐藤琢磨のマシンから炎が吹き上がる。好走を見せていたが琢磨だったが、マシントラブルでこの日最初のリタイアとなってしまった。


 パジェノーに迫ったディクソンは攻め手を欠き逆転ならず。そのままパジェノーがトップでチェッカーを受け、インディ500以来となる今シーズン3勝目を挙げた。


 2位にディクソン、3位にアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が入った。


 ニューガーデンは4位に入り、ランキングトップを守ったが、ロッシが4ポイント差のランキング2位、そしてランキング3位のパジェノーが29ポイント差に迫る結果となった。


■2019NTTインディカー・シリーズ第11戦トロント/決勝レース結果



















































































































































































































Pos.No.DriverTeamEngLapsSP
122S.パジェノーチーム・ペンスキーC851
29S.ディクソンチップ・ガナッシH852
327A.ロッシアンドレッティ・オートスポートH854
42J.ニューガーデンチーム・ペンスキーC855
510F.ローゼンクヴィストチップ・ガナッシH853
65J.ヒンチクリフアロウ・シュミット・ピーターソンH8514
788C.ハータハーディング・スタインブレナーH8516
818S.ブルデーデイル・コイン・レーシングH858
915G.レイホールレイホール・レターマン・ラニガンH8512
1098M.アンドレッティアンドレッティ・ハータ・オートスポートH857
1119S.フェルッチデイル・コイン・レーシングH8517
1220E.ジョーンズエド・カーペンター・レーシングC846
1326Z.ビーチアンドレッティ・オートスポートH8418
1459M.チルトンカーリンC8413
1521S.ピゴットエド・カーペンター・レーシングC849
1628R.ハンター-レイアンドレッティ・オートスポートH8411
1714T.カナーンA.J.フォイト・レーシングC8422
1812W.パワーチーム・ペンスキーC8315
194M.レイストA.J.フォイト・レーシングC8319
207M.エリクソンアロウ・シュミット・ピーターソンH8120
2131S.カラムカーリンC7921
2230佐藤琢磨レイホール・レターマン・ラニガンH6710


※リザルトは編集部調べ


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