【鈴鹿8耐】3連覇に向けHRCがトップをキープし残り1時間へ、ヨシムラは痛恨のペナルティ/7時間途中経過

　三重県の鈴鹿サーキットで7月21日11時30分にスタートを迎えた『2024 FIM世界耐久選手権（EWC）第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会』の決勝レースは7時間が経過し、残り1時間となった。序盤から変わらず、Team HRC with Japan Post（高橋巧／ヨハン・ザルコ／名越哲平）がトップを走行している。

　日が傾き始め、8時間のレースも残り1時間を迎えた。依然Team HRC with Japan Postがノートラブルでトップを独走。6時間47分経過時、187周を終えて高橋がピットインを行う。ザルコにライダー交代をするが、時間的に終盤にもう1回ピットインがなされるだろう。

　YART – YAMAHAも183周目にマービン・フリッツがベストタイムを更新するなどハイペースで追いかけるものの、Team HRC with Japan Postとの差は47秒と縮まらない。

　1スティントあたりの周回数を伸ばしてピット回数を減らしていたヨシムラSERT Motulだが、燃料補給後タンクキャップをつけ忘れる痛恨のミスにより、ライドスルーペナルティが提示される。それを受け7時間29分経過時にダン・リンフットがペナルティ消化のためピットロードへ。3番手のDUCATI Team KAGAYAMAとの差が1分弱に広がった。

　DUCATI Team KAGAYAMAが7度目のピットインを終えコースに戻り、ちょうど7時間が経過したタイミングでハフィス・シャーリンがヨシムラSERT Motulのリンフットに追いつく。シャーリンはリンフットを191周目にパス、3番手に順位を戻す。その後ヨシムラSERT Motulはピットインし渥美心にライダーチェンジ。3番手のDUCATI Team KAGAYAMAとの差は再度1分弱となる。

　SSTクラスは順位に変動があった。トップはTONE RT SYNCEDGE 4413 BMWと変わらないものの、Team ÉtoileがTaira Promote Racingを逆転。ただ、その後のピットワークで時間を短縮したTaira Promote Racingが再度2番手に上がる。

■2024鈴鹿8時間耐久ロードレース　決勝7時間経過順位（編集部集計）

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