インディカー・アイオワ戦/パワーがダブルポール獲得。琢磨は中団グリッドからダブルヘッダー戦に挑む

2023年7月23日(日)1時43分 AUTOSPORT web

 土日にそれぞれレースを行うダブルヘッダー戦で開催されるNTTインディカー・シリーズ・アイオワ戦。22日に第11戦、第12戦の予選が行われ、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がレース1、レース2ともにトップスピードを記録しダブルポールポジションを獲得した。


 チップ・ガナッシ・レーシングから参戦する佐藤琢磨は、レース1が11番手、レース2は13番手からレースに挑む。


 インディ500以来のオーバルレースとなるアイオワ戦は、今年もダブルヘッダーで開催される。予選は1台ずつ連続2ラップのアタックを行い、1ラップ目の速度で第11戦、2ラップ目の速度で第12戦のグリッドを争う。


 22日の午前9時半に予選は予定されていたが、雨のためディレイとなる。天候も回復し、予選は11時15分からスタート。エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)からアタック合戦が行われる。


 9番目にアタックしたデイビッド・マルーカス(デイル・コイン)は、1周目に178.001mph(18秒0808)、2周目も178.610mph(18秒0191)を記録し両レースでトップに立つ。


 そのマルーカスのスピードをロマン・グロージャン(アンドレッティ・オートスポート)が178.023mphで上回る。しかし、2周目は、176.386mphと中団に沈んでしまう。


 17番目にアタックするのは佐藤琢磨。ウォームアップを173.729mphで走行すると、1周目を177.814mph、2周目を177.000mphで走行。この時点で、レース1が3番手、レース2は4番手につける。
 
 19番目にアタックしたコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)は、1周目でチームメイトのタイムを上回り178.270mphでレース1のトップに立つ。


 しかし、次にアタックを行ったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が17秒台となる181.426mphを記録。2周目はさらにスピードを上げ181.578mph。両レースでトップを奪う。


 スコット・マクラフラン(チーム・ペンスキー)も17秒台で走行するもパワーには及ばない。続いてポイント上位のドライバーたちがアタックするがペンスキーの速さには届かず、前日のプラクティスでトップだったジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がアタックへ。


 ニューガーデンは、1周目は180.081mphで3番手、2周目もスピードを上げられず7番手に留まる。スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)も17秒台には入れず、ラストはポイントリーダーのアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)がトラックへと向かう。


 しかし、パロウもペンスキー勢には届かず、パワーがレース1、レース2でポールポジションを獲得。レース1は、2番手にマクラフラン、3番手にニューガーデンとトップ3をペンスキー勢が独占し、レース2は2番手にマクラフラン、3番手にマルーカスが続いている。

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