大谷翔平、投手としての“今季全休”が決定 再びの右肘損傷に米記者は懸念「最悪の状態が続いている」

2023年8月24日(木)14時44分 ココカラネクスト

ダブルヘッダー初戦で緊急降板をしていた大谷。その状態は芳しいものではなかった。(C)Getty Images

 ショッキングな発表が舞い込んだ。現地8月23日にエンゼルスのペリー・ミナシアンGMが緊急会見を開き、大谷翔平が右肘の靱帯損傷となり、「投手として今季はもう投げない」と明言した。

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 この日に本拠地で開催されたダブルヘッダー第1戦で先発登板を果たしていた大谷。初回に自らを援護する44号2ランホームランを放っていたが、2回の投球中に異変を訴え、緊急降板。打者としても3回の打席に代打を送られて交代した背番号17は、「腕の疲労」が原因とされていた。

 ダブルヘッダー第2戦でも「2番・指名打者」で先発。ライトへ鮮やかな二塁打を放つなど、はつらつとしたプレーを見せていたが、身体は限界を迎えていたのかもしれない。ミナシアンGMによれば、手術を行うかどうかの決断はしていないという。

 二刀流で異彩を放ってきた天才に降りかかったアクシデントには、現地識者の間でも驚きの声が広がっている。米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は一連の情報を伝えたうえで「オオタニは2018年10月にトミー・ジョン手術を受けており、肘は最悪の状態が続いている」と懸念を示唆。また、同局のエルデン・ゴンザレス記者も「UCLの断裂によってトミー・ジョン手術を受けたオオタニは5年後にふたたびUCLを損傷した。あぁ……」と憂いた。

 なお、今後は打者としては出場を続ける可能性もあるという大谷。そのコンディションが不安視される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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