「なんで勝負するんだ!」大谷翔平の豪快弾に敵野手が憤怒 勝負させた指揮官を一喝!「打てるのはアイツだけ」

2023年7月29日(土)11時47分 ココカラネクスト

大谷(左)の一発を目の当たりにし、チャップマン(右)は味方ベンチでキレた。(C)Getty Images

 大谷翔平(エンゼルス)の異能ぶりが分かるワンシーンだった。

 球界で話題となっているのは、現地時間7月28日に敵地で行なわれたブルージェイズ戦での一コマだ。この一戦に「2番・指名打者」で先発出場した大谷は、初回に相手エースのケビン・ガウスマンから39号のソロホームランを放った。

【動画】大谷翔平に打たれてブチギレ! ブ軍主砲が指揮官を一喝したシーンをチェック

 前日には、敵地で行なわれたタイガースとのダブルヘッダー第1試合で被安打1の完封、第2試合で2打席連発と獅子奮迅の活躍。そして移動を挟んで、この日は初打席・初球・初スイングでライトスタンドに豪快アーチを炸裂させた。

 大谷の規格外の一発を目の当たりにし、ビジターながら球場は熱狂の坩堝と化した。そして余韻が冷めやらぬ1回表の攻撃終了時だった。ベンチに戻ってきたブルージェイズの三塁手であるマット・チャップマンは、指揮官の下に歩み寄る。そして激しい口調で何かを言い放ったのである。

 この光景が全米での中継を担っていた『Apple TV』に映し出されると、瞬く間に拡散。問題のシーンを切り取った米メディア『Jomboy Media』はチャップマンがジョン・シュナイダー監督に言い放った言葉を独自の読唇術で訳している。

「なんで初回からいきなりオオタニと勝負するんだよ。あのチームで打てるやつは、アイツたった1人だけだぞ!」

 シュナイダー監督をすごんだチャップマン。そして彼は溜まった苛立ちを2回裏の攻撃で爆発させた。相手先発のルーカス・ジオリトから同点ソロアーチを放ち、4対1で試合を制したチームに貢献した。

 もっとも、敵の主砲から「打てるのはアイツだけ」と言わしめる大谷はやはり格が違うと言えよう。この光景は反響が広まっており、米スポーツメディア『the Score』は「チャップマンはオオタニとの勝負を決断した首脳陣に不満があった」と皮肉交じりに描写した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「大谷翔平」をもっと詳しく

「大谷翔平」のニュース

「大谷翔平」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ