「無傷の快進撃」「完成度が際立つ」準々決勝で戦うスペインが日本を分析!藤田と斉藤を警戒する一方「快適な組み合わせか」との見解も【パリ五輪】

2024年7月31日(水)17時40分 ココカラネクスト

スペイン戦でも藤田がボールを触る機会が増えれば、ゲームを優位に運べそうだ(C)Getty Images

 U-23日本代表は現地時間7月30日、パリ五輪のグループステージ第3節でイスラエルを1−0と撃破。3連勝でグループD首位突破を果たし、決勝トーナメント初戦ではグループC・2位のスペインとの対戦が決まった。

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 スペインメディア『as』は準々決勝で戦う日本をさっそく紹介。「今大会でのパフォーマンスは非常に良い」として、チーム状況をこう分析した。

「パラグアイに5−0で圧勝し、素晴らしいサッカーでデビューを飾った。この感動は、オリンピックでメダルを争う可能性のあるチームのひとつ、マリに1−0で辛勝したことで確信に変わった。日本は無傷の快進撃を続けており、イスラエル代表との試合には事実上、万全の状態で臨んだ。グループ首位通過を阻むのは大惨事だけだったが、それは起こらず、勝点9の満点でグループステージを終えた。オーバーエイジを選んでいない唯一のチームだが、大岩剛監督が率いるチームは完成度の高さが際立っている」

 また、『as』は日本の注目選手についても、次のようにレポートしている。

「キャプテンでありチームの羅針盤である藤田譲瑠チマは、アジア大会の最優秀選手に選ばれ、今大会でも担っている役割ではいくぶん際立っている。チームのプレーメーカーは斉藤光毅。左サイドからフィニッシュの局面でチームメイトと連動し、2アシストを決めた。2得点の三戸舜介も含め、主役級の選手が欧州でプレーしていることは注目に値する」

 今大会全勝の日本を高く評価しており、スペイン紙『MUNDO DEPORTIVO』も「決して楽な相手ではない」と大岩ジャパンを警戒。「2試合だけでグループ首位突破をほぼ手中におさめた最初のチーム」とスタートダッシュの勢いを称えている。

 一方、スペイン紙『MARCA』は「現時点では我々のオリンピックチームが所属する組み合わせが最も快適かもしれない」と異なる見解を示す。理由として「優勝候補の一角であるアルゼンチンが反対側の山に回ったからだ」と言及した。トーナメントの組み分けについては『MUNDO DEPORTIVO』も「フランスとアルゼンチンのどちらかを避けられたため、まったく不利というわけではない」と綴っている。

 2022年の対戦では0−2でスペインに敗れた日本は、パリ五輪という舞台でリベンジなるか。準々決勝は現地時間8月2日17時(日本時間8月3日0時)キックオフだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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