久保建英が来季、アルグアシル監督とともにレバークーゼン入り!? スペインメディアが水面下での“引き抜き工作”に言及「成立の可能性は十分にある」
2025年5月5日(月)19時5分 ココカラネクスト

久保の去就が話題を集めている。ついに新天地を選ぶか(C)Getty Images
スペイン国内で、レアル・ソシエダの久保建英の去就に関する、新たな話題が報じられている。カタルーニャを拠点とするニュースサイト『El NACIONAL.CAT』が現地時間5月4日、久保のレバークーゼン移籍の可能性について言及するトピックを配信した。
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その内容では、今季限りでの退任が発表されている、レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が来季、ブンデスリーガのレバークーゼンを率いることが有力視されており、同クラブへ久保とともに移るつもりがあると伝えている。
同メディアは、「監督に近い関係者によれば、アルグアシルはレバークーゼンに対し、クボの獲得に本気で動くよう説得する意志を持っているという。クボの創造性、縦への推進力、攻撃の多様性を高く評価しており、彼のような選手を不可欠と考えている」と指摘。指揮官が新天地クラブに対し、“愛弟子”の獲得を働きかける見通しだと綴っている。
さらに、約6000万ユーロとも伝えられている久保の契約解除金にも触れつつ、移籍の現実味として、「獲得には簡単にはいかず、安くもない。しかし、レバークーゼンの経済的な余裕と、クボに対するアルグアシルの影響力があれば、成立の可能性は十分にあると見られている」と分析する。
また、レアル・ソシエダの対応については、「クボの放出を簡単には認めない構えだ。クラブは彼を最も価値ある資産の1つと位置づけており、契約解除条項に見合うオファーがない限り、交渉には応じない方針である」などと予測。続けて、他の有力クラブのアプローチにも言及し、「トッテナムやナポリといったクラブもクボに関心を示しており、市場価値がさらに上がる可能性もある」と論じている。
同メディアは、「まだ正式な合意には至っていないものの、アルグアシルがレバークーゼンにクボを連れていきたいという強い意志を示していることは、クボがいかに彼の戦術構想で重要な存在だったかを物語っている」と評した上で、「次の夏の移籍市場は、クボのキャリアにおいて大きな転機となるかもしれない。果たして、クボは“恩師”のもとへとドイツ行きを決断するのだろうか?」と問いかけながら、トピックを結んでいる。
両者のブンデスリーガ行きが現実のものとなれば、欧州内でも大きなトピックとなるはずだ。今後、夏に向け久保とともに、指揮官の動向にも大きな関心が寄せられることは間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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