「ネクスト冨安」「右利き久保建英」 レオザフットボール氏が評価した日本代表の新顔は?

2025年5月27日(火)4時0分 スポーツニッポン

 サッカー戦術分析ユーチューバーで東京都2部リーグ・シュワーボ東京のオーナー兼監督を務めるレオザフットボール氏が、YouTubeチャンネル「Leo the football TV fromシュワーボ東京」のライブ配信で、26年W杯北中米大会アジア最終予選の2試合(6月5日オーストラリア戦、同10日インドネシア戦)を戦う日本代表に初招集された選手の分析トークを展開した。

 DF鈴木淳之介(湘南)については「ネクスト冨安」と2度同じフレーズを使った。「よく(川崎Fの)高井がそう言われるけど、高井は乗りのいい現代っ子の感じで、鈴木の方がいい昭和・平成感がある。真面目で、強度が高くて、両足で蹴れる技術がある。髪形もチャラついてない」。ボールを持った時に出る「マルセイユルーレット。ジダンみたいなかわし方」も注目点だという。上背はあるが「空中戦勝率は意外と低い」とし、「跳躍力がありすぎるからか、高く長く跳んで、最高打点が終わった後にヘディングになってる…とかがある」と語った。

 柏の大型ボランチ・熊坂光希には「めっちゃ賢い。状況を気にしながら、常にいいポジションを取れる選手」と評価。ただ、「明らかにここだっていう時以外のパスがちょっと自信なさげで、ボールの中心を射抜けていない。相手のプレス強度が高くて逃げ場がない時にボールを失いやすかったりする」とも見て取った。「めっちゃセンスあって、めっちゃ頑張れる。この2つを持っていてフィジカルがある選手は絶対伸びるので、ここで日本代表に呼ぶのは超いいと思う」と、ここをステップに一皮むけることを期待した。

 「推進力ギュンギュンギュン」と形容したのはMF俵積田晃太(FC東京)。「いい意味で外国人っぽいウイング。FC東京がクロスに入っていくディテールを詰めていないので…。俵積田選手はもっと数字を残せるんだけど」と言葉を続けた。

 Jリーグ勢4選手の最後に挙げたのは、18歳でA代表入りしたMF佐藤龍之介(岡山)。「いいっすね。今後めっちゃ楽しみ。右利き久保建英って感じ」と期待感を募らせる。「うまいのでトップ下とか逆サイドウイングだってなるところが、(岡山では)ポジションが空いていないから右ウイングバック。凄い頑張り屋さん、超好青年の感じなので右ウイングバックで機能している。守備の時の姿勢の作り方がいいし、しっかり競り合う」と賛辞を重ねた。

スポーツニッポン

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