J1広島の移籍金収入は低い?日本代表FW大橋祐紀の異常な移籍金も話題

2025年5月28日(水)7時29分 FOOTBALL TRIBE

大橋祐紀 写真:Getty Images

 Jリーグは5月27日、2024年度のクラブ経営情報を先行開示。2024年度から新たに移籍補償金等収入が公開されている。これによると、サンフレッチェ広島の移籍補償金等収入は3億600万円(国外1億8,700万円、国内1億1,900万円)。2024年夏にイングランド2部ブラックバーンへ完全移籍した日本代表FW大橋祐紀の移籍金に再び注目が集まっている。


 広島は2024年夏の移籍ウィンドウで、日本代表MF川村拓夢をオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクへ、MF野津田岳人をタイ1部BGパトゥム・ユナイテッドへ完全移籍により放出。同シーズン前半戦でゴールを量産していた大橋は、2023シーズン終了後に湘南ベルマーレから加入したばかりだが、わずか半年で海外移籍している。


 1億8,700万円という国外向けの移籍補償金等収入を巡っては、ネット上で想定よりも低いとの意見が噴出。その背景に、大橋の移籍金が異常に安いとの見方があるようだ。英紙『ランカシャー・テレグラフ』が2024年7月、同選手の移籍金を「6桁(100万ポンド:約2億円未満)を大きく下回る」と伝えていたほか、一部では数千万円規模と取りざたされていた。


 その大橋は2024/25シーズンのイングランド2部リーグ戦36試合の出場で9ゴール3アシストをマーク。ブラックバーン移籍からわずか3か月で市場価値がおよそ2倍に跳ね上がったこともあり、当時も移籍金が安いとの意見が相次いでいた。


 なお、川村の移籍金は150万ユーロ(約2億5,000万円)と一部で報じられているが、国外向けの移籍補償金等収入が2億円を下回っていることを踏まえると、ザルツブルクが分割払いで対応している可能性や、実際の移籍金額が報道ベースより安い可能性が考えられる。いずれにせよ、Jリーグが公表したデータにより、改めて大橋の移籍金の安さが浮き彫りになっている。

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