アーセナル移籍にストップか!? MFスビメンディ、X・アロンソ新監督のレアルからのオファーを待つ
2025年5月28日(水)16時1分 サッカーキング
シャビ・アロンソ監督と再会する可能性も!? [写真]=Getty Images
2年前の夏、「ブスケツの『5』より、イジャラメンディの『4』」と語り、チュリウルディンを象徴する背番号を継承したスビメンディ。さらにその1年後にもリヴァプールから届いたオファーに断りを入れ、いよいよワン・クラブ・マンへの道を歩み出した…かと思われたのも束の間、今シーズン限りでのレアル・ソシエダ退団が決定的となり、同郷のミケル・アルテタ監督が率いるアーセナルと合意に至ったことも報じられた。しかし、ここにきて、“とあるクラブ”の存在がこの移籍にストップをかけている。レアル・ソシエダの『4』が神聖化される要因となった、レジェンドから請われるのを待っているという。
ズビメンディはレアル・マドリードを待っている、と伝えるのは『エル・デスマルケ』だ。報道によると、最も可能性が高いのは、依然として「エミレーツ・スタジアムに移籍すること」としつつも、「中盤強化に動いているレアル・マドリードからの連絡を待っており、仮にそうなればロンドンのクラブとの契約を破棄し、マドリードへと向かうことになるだろう」とのこと。当然、鍵を握るのはシャビ・アロンソ新監督といい、レアル・ソシエダBで1年間だけ師弟関係を築いた同選手は、『サンティアゴ・ベルナベウ』で再会することを熱望していると伝えている。
この夏、国内3大タイトルをすべて宿敵に明け渡したレアル・マドリードは、移籍市場で大きく動くことが見込まれる。中盤においては、引退したトニ・クロース氏の穴が埋まらず、加えてダニ・セバージョスとエドゥアルド・カマヴィンガの負傷離脱、壊滅的だった最終ラインに回さざるを得なかったオーレリアン・チュアメニと駒不足に。さらにはルカ・モドリッチがFIFAクラブワールドカップ後に退団することからも、同ポジションの補強は必須だ。事実、買い戻しオプションが付帯するニコ・パス(コモ/イタリア)や、クロース氏が推薦したとされるアンジェロ・スティラー(シュトゥットガルト/ドイツ)の獲得を検討していることが、すでに伝えられている。
そして、その選択肢のひとつには、常にスビメンディがいるという。このままアーセナルに加入となるのか、それとも、自身のアイドルとともに“白い巨人”の新時代を築いていくことになるのか。すべては、レアル・マドリードに委ねられている。