シャビ、スアレス、アルバ…バルサの戦友が退団のメッシに惜別メッセージ送る

　バルセロナからの退団が発表されたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに対し、同クラブでともにプレーした選手が次々と別れを惜しむメッセージを送っている。

　バルセロナは5日、2021年6月30日で契約が満了していたメッシとの契約に関して、「経済的・構造的な障害のために正式な契約を結ぶことができない」と声明を発表。13歳からクラブに所属し続けていたスーパースターが、バルサでの17年間のプロ生活に終止符を打つことが決まった。

　長年にわたってバルセロナ、そしてサッカー界をも牽引してきたメッシの退団に際して、バルセロナでともに時を過ごした多くの選手たちが自身のSNSで惜別のメッセージを送っている。

　以下メッセージの一部抜粋。

ジョルディ・アルバ

「9シーズンもの間を分かち合えるなんて、なんという特権だったんだろう。楽しみ、難しい時期も乗り越えた美しい経験だったよ」

「君はフットボールの歴史の中でも素晴らしい選手だっただけではなく、人間性も並外れていた。友よ、君がクラブに捧げてきたこと、友情、辛い時期のサポート、そして記憶に残り続けるだろう素晴らしい時間のすべてに、心からありがとう」

セルヒオ・ブスケツ

「まだ、これからどれだけ難しいものになるかを考えながら、すべてのことを受け入れようと努力しているところだが、君がクラブのためにやってくれたこと、ともに過ごしてくれたことに感謝することしかできないよ」

「君とプレーし、そして分かち合ってきた時間はほとんどが素晴らしいもので、君の横で13シーズンもの間成長し、楽しむことはできたことは幸運だったよ」

アントワーヌ・グリーズマン

「バルセロナでやってくれたこと、そのすべてに感謝しているよ！　街のため、クラブのため…君はすべてを変えてくれた。これは『さようなら』の別れではなく『また今度』だと確信している。君の歩みがまたFCバルセロナと交わることを願っているよ」

「メッシとはどんな人間であるのかを知る人は多くない。僕にとって君はすべての点での模範だったよ」

アンス・ファティ

「ラ・マシア（バルセロナの下部組織）にやってくるすべての子どもはあなたとともにプレーすることを夢みているなか、僕はそれを叶えられたことを幸運に思うよ」

「ここ2年の間で僕に親切にしてくれたこと、そして僕が学ぶことができたすべてのことに感謝したい」

ルイス・スアレス

「僕がやってきたとき、素晴らしい人間性を持った君があんな風に迎え入れてくれたことを、僕はいつまでも感謝するよ。バルセロナで数多くの素晴らしい瞬間を分かち合えたこと、君とプレーできるという幸運を持ったことを誇りに思っている」

シャビ

「クレ（バルサファンの愛称）として、同僚として、そして友達として、君が僕らに与えてくれたことには感謝することしかできない。君がするすべてのことにおいての幸運を願っているよ」