日本でも愛された“ぽっちゃり戦士”バタービーンが大変貌! 97キロ減量に英メディアも驚嘆「信じられない変身だ」

2023年8月11日(金)17時0分 ココカラネクスト

肉体にモノを言わせたパワフルなファイトスタイルで人気を博したバタービーン。彼が驚きの変貌ぶりを見せている。(C)Getty Images

 今から約20年前。日本格闘技界で異彩を放った戦士がいた。K-1やボクシングで話題を提供し続けたエリック・“バタービーン”・エッシュ(米国)だ。

 まさに「ぽっちゃり」とは彼のことを言うのだろうと誰もが思ったであろう体型だった。150キロを優に超える巨体はパワーにこそ秀でたが、運動量が極端に少ない。一発をクリーンヒットさせて勝つという見た目通りのファイトスタイルはしかし、娯楽を求める大衆の人気を博した。

【画像】驚きの大減量! ぽっちゃりの面影がなくなったバタービーンの現在の姿

 そんなバタービーンの変貌ぶりが話題となっている。英紙『Daily Mail』は、今月3日に本人が自身のインスタグラムで公開した現状の写真を「信じられないほどの変身だ」と驚きをもって紹介した。

 別人と見まごうほどの変貌だ。ある種、彼の魅力でもあった贅肉がそぎ落とされ、シェイプアップされた肉体には肉割れの痕も見える。現在57歳の本人曰く2年前まで515ポンド(約233キロ)近くもあったという体重は、驚異の300ポンド(約136キロ)にまでダウン。そのかいもあって「もう一度、戦える体重にまで落ちてきた」と闘志も沸いている。

 同紙によれば、かつて米プロレス団体『WWE』で活躍したスター、ダイヤモンド・ダラス・ペイジ氏の経営するジムで懸命にダイエットに励んだというバタービーン。一見すると、少しばかり心配になるほどの激変ぶりは各国メディアでもクローズアップされている。

 英スポーツ専門ラジオ局『talk SPORT』は「あのバタービーンが壮大な肉体改造を成功させた」と強調し、「500ポンドを超える体重で命の危険もあったが、2年を費やして減量をやってのけた。彼は低炭水化物、高たんぱく質の食事とグルテンと乳製品を含まない食事を取り入れ、驚くべき身体を手に入れた」とダイエットの舞台裏を紹介した。

 昨年6月には英紙『The SUN』で「俺はあと数年生きられるかどうかという経験をした。太りすぎたことで、人生はどん底にあった」と語っていたバタービーンは、見事な成果をあげた今回のダイエットについて、こう語っている。

「今はいままで一番体重が落ちている。間違いなく最高の状態にあるんだ」

 還暦を目前にして活力を取り戻したバタービーン。「もう一度、闘いたい」と彼の新たな野望は叶うだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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