マクラーレンF1とサインツが契約との報道。ガスリーのレッドブル昇格の可能性高まる

2018年8月16日(木)7時41分 AUTOSPORT web

 マクラーレンF1チームが、フェルナンド・アロンソの離脱に伴い、2019年のドライバーとしてカルロス・サインツJr.の起用を近々発表すると報じられている。


 14日、マクラーレンとアロンソは、2019年に彼がF1に参戦しないことを発表した。これにより2019年のマクラーレンのドライバーラインアップに注目が集まっている。


 以前からマクラーレンの候補としてサインツの名前は挙がっていた。さらに、ダニエル・リカルドが2019年、レッドブル・レーシングからルノーに移籍し、そのチームメイトはニコ・ヒュルケンベルグであることが発表されたことで、サインツのルノー離脱が確定した。サインツは今もレッドブルとの契約下にあり、リカルドの後任の最有力候補と考えられていたが、チームがいまだに2019年のラインアップを発表していないことから、マックス・フェルスタッペンのチームメイトはサインツ以外になる可能性が高いのではないかとの見方が高まってきている。


 15日、スペインのAsは、関係者から得た情報として、サインツとマクラーレンは合意に達し、早ければ今週にもそれが正式に発表される見込みだと報じた。ハンガリーGPで、カルロス・サインツの父とマネージャーがマクラーレンのモーターホームを訪れていたという。Asは、すでに両者の交渉は終わっており、複数年にわたる契約で合意したと伝えている。契約済みであるとの説をサインツとマクラーレンに確認したところ、現時点ではどちらもそれを認めてはいないとのことだが、Asの情報では次戦ベルギーGP前には正式発表がなされる見通しであるという。


■レッドブル・ホンダの2019年布陣はフェルスタッペンとガスリーか


 サインツが加入するとして、チームメイトがマクラーレンの現レースドライバーであるストフェル・バンドーンになるのか、リザーブドライバーのランド・ノリスになるのか、あるいはエステバン・オコンなど外部のドライバーが起用されるのかははまだ明らかになっていない。


 一方、サインツがマクラーレンと合意したのが事実であれば、レッドブルは2019年ドライバーとして、現在トロロッソ・ホンダで走るピエール・ガスリーを起用する可能性が高いとみられる。

マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリー


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