全日本F3もてぎ:坪井が第10戦・第11戦ともポールポジションを獲得

2018年8月18日(土)9時10分 AUTOSPORT web

 全日本F3選手権第5ラウンドは8月18日、栃木県のツインリンクもてぎで8時20分から公式予選が行われ、坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)がコースレコードタイムを記録し、第10戦・第11戦ともにポールポジションを獲得した。


 前日から初秋を感じさせる涼しさのなか、全日本F3選手権第5ラウンドは18日の公式予選を迎えた。このラウンドは第10戦・第11戦・第12戦と3レースが行われる予定で、この予選ではベストタイムで第10戦の、セカンドベストで第11戦のグリッドが決する。


 晴天に恵まれたもてぎで8時20分からスタートした予選では、坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)を先頭にコースイン。アウトラップから各車が場所取りを行いながらウォームアップをこなしていく。


 1セットめのニュータイヤを使ってのアタックでは、まずは坪井が1分44秒570をマークし、宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が1分45秒012、専有走行から上位につけている金丸悠(B-MAX RACING F3)が1分45秒192で続いていく。


 しかし翌周、今度は宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が1分44秒424を記録し、坪井の1分44秒476を上回る。たださらに翌周には、坪井が1分44秒277を記録し再度トップへ。宮田、金丸、そして大湯都史樹(TODA FIGHTEX)、笹原右京(THREEBOND)と続くトップ5で各車一度ピットへ戻っていった。


 予選終了まで残り10分というタイミングで、各車2セット目のタイヤでアタックを行っていくが、ここで坪井は1分43秒657、さらに翌周は43秒484までタイムアップ。2013年5月に中山雄一が記録した1分44秒078というコースレコードタイムをブレイクする。宮田も1分43秒681にタイムを上げるものの、坪井が第10戦・第11戦ともにポールポジションを獲得。両戦とも宮田が2番手につける結果となった。


 3番手には金丸がつけ、第11戦も3番手を獲得。第10戦の4番手は大湯都史樹(TODA FIGHTEX)、第11戦は阪口晴南(TODA FIGHTEX)という結果に。第10戦は2セットめのアタックでタイムを上げた河野駿佑(HubAuto F318)が5番手、阪口が6番手。第11戦は大湯が5番手、河野が6番手となった。


 今回スポット参戦している藤波清斗(B-MAX RACING F3)は第11戦で7番手と、上位に食らいつくタイムをマークしている。


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