角田裕毅が2度目のポールポジション&松下信治が3番手【順位結果】FIA-F2第7戦ベルギー予選
2020年8月29日(土)0時50分 AUTOSPORT web
現地時間8月28日(金)、2020年FIA-F2第7戦ベルギーの予選がスパ・フランコルシャンで開催され、日本の角田裕毅(カーリン)が今季2度目のポールポジションを獲得、松下信治(MPモータースポーツ)は3番手、佐藤万璃音(トライデント)は16番手だった。フィーチャーレース(決勝レース1)は日本時間8月29日(土)の23:45からスタートする。
予選開始の合図とともに各車コースイン。真っ先にタイムを出したのはロイ・ニッサニー(トライデント)で1分59秒643。直後にニッサニーの同僚である佐藤が1分58秒959でトップタイムを計測する。
その直後、ギリェルメ・サマイア(カンポス・レーシング)のエンジンが出火してしまい赤旗中断に。消化活動とマシン回収が完了し、セッションリスタートとなるも、すぐさま赤旗に。
結局残り約20分となった時点から赤旗は解除され、タイムを出し損ねてしまったマシンたちが一気にコースインする。
ポイントリーダーのカラム・アイロット(ユニ・ヴィルトゥオーシ)が1分58秒427で首位に躍り出たその背後から、フリー走行で2番手タイムを記録した角田が1分57秒994を記録し暫定トップに。またミック・シューマッハー(プレマ・レーシング)が1分58秒252でふたりの間に割って入り2番手となった。
残り10分を切ったあたりから2度目のアタックを行うマシンが徐々に増える。
まず角田のタイムを上回ったのが1分57秒721を出したニキータ・マゼピン(ハイテックGP)、続いてロバート・シュワルツマン(プレマ・レーシング)が1分57秒861と、続々とタイムアップし1・2番手へ浮上する。
しかし後方から全体ベストを更新してきた角田が1分57秒593を記録してふたたび首位を奪還。また松下も3番手タイムとなる1分57秒844を記録した。
このままタイムを更新するものは現れず、角田は第2戦オーストリア以来となる2度目のポールポジションを獲得した。松下は3番手、佐藤は16番手から決勝レースをスタートする。
■FIA-F2第7戦ベルギー 予選 暫定リザルト
Pos. | No. | Driver | Team | Time |
---|---|---|---|---|
1 | 7 | 角田裕毅 | カーリン | 1’57.593 |
2 | 24 | N.マゼピン | ハイテックGP | 1’57.721 |
3 | 14 | 松下信治 | MPモータースポーツ | 1’57.844 |
4 | 21 | R.シュワルツマン | プレマ・レーシング | 1’57.861 |
5 | 15 | F.ドルゴヴィッチ | MPモータースポーツ | 1’58.014 |
6 | 3 | 周冠宇 | ユニ・ヴィルトゥオーシ | 1’58.022 |
7 | 20 | M.シューマッハー | プレマ・レーシング | 1’58.076 |
8 | 11 | L.デレトラズ | チャロウズ・レーシング・システム | 1’58.080 |
9 | 8 | J.ダルバラ | カーリン | 1’58.137 |
10 | 25 | L.ギオット | ハイテックGP | 1’58.168 |
11 | 12 | P.ピケ | チャロウズ・レーシング・システム | 1’58.194 |
12 | 4 | C.アイロット | ユニ・ヴィルトゥオーシ | 1’58.259 |
13 | 5 | M.アームストロング | ARTグランプリ | 1’58.318 |
14 | 2 | D.ティクトゥム | ダムス | 1’58.391 |
15 | 22 | R.ニッサニー | トライデント | 1’58.578 |
16 | 23 | 佐藤万璃音 | トライデント | 1’58.959 |
17 | 9 | J.エイトケン | カンポス・レーシング | 1’59.007 |
18 | 6 | C.ルンガー | ARTグランプリ | 1’59.079 |
19 | 16 | A.マルケロフ | BWT HWAレースラボ | 1’59.207 |
20 | 17 | G.アレジ | BWT HWAレースラボ | 2’02.991 |
21 | 10 | G.サマイア | カンポス・レーシング | 2’30.794 |
22 | 1 | J.ビップス | ダムス | Not Classified |