移籍噂の鎌田大地が躍動! フランクフルト、打ち合いを制して今季初勝利

2022年8月29日(月)2時27分 サッカーキング

ゲッツェ(中央)がブンデスで3年ぶり得点 [写真]=picture alliance via Getty Images

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 ブンデスリーガ第4節が28日に行われ、ブレーメンとフランクフルトが対戦した。

 前節ドルトムントに劇的な逆転勝利を収めたブレーメンと、開幕3戦勝利がないフランクフルトが対戦。フランクフルトからベンフィカへの移籍が噂される鎌田大地は、2試合ぶりの先発出場を果たした。

 試合が動いたのは2分、フランクフルトが先制する。ペナルティエリア手前でパスを受けたマリオ・ゲッツェが右足一閃。相手DFの股の間を通してゴールに突き刺し、移籍後初ゴールを記録した。

 しかし、ブレーメンは14分に追いつく。ペナルティエリア手前でこぼれ球に反応したアンソニー・ユングが右足を振り抜き、ゴール左下に流し込んだ。さらに17分、ブレーメンが逆転成功。マルヴィン・ドゥクシュのフリーキックにレオナルド・ビッテンコートが頭で合わせた。

 フランクフルトは18分、ジブリル・ソウのパスに合わせた鎌田がネットを揺らすが、直前のプレーで味方のオフサイドがあったとして得点は認められない。それでも33分、鎌田のパスを受けたランダル・コロ・ムアニがドリブルでペナルティエリア内に侵入。密集を強引に突破してシュートを放ち、試合を振り出しに戻した。

 39分、フランクフルトが勝ち越しに成功する。スルーパスに抜け出したイェスパー・リンドストロムがペナルティエリア右まで運び、ループシュートで相手GKとの一対一を制した。前半だけで5点が生まれた試合は、フランクフルトが1点リードで折り返す。

 フランクフルトは48分にリードを広げる。左からのパスを受けた鎌田は、ペナルティエリア内で相手に囲まれながらも冷静にボールをキープし、後ろのソウに託す。ソウは右足で合わせてゴールに突き刺した。

 試合終了間際、ブレーメンがPKを獲得。キッカーを務めたニクラス・フュルクルクは相手GKケヴィン・トラップの逆を突いてゴール左下へと流し込み、再び1点差となる。

 ブレーメンはその後も攻め立てるが、反撃は実らず。逃げ切ったフランクフルトが4−3で打ち合いを制した。ブレーメンは今季初黒星、フランクフルトは今季初勝利となった。フランクフルトの長谷部誠に出番はなく、鎌田はフル出場した。次節は9月3日に行われ、ブレーメンは敵地でボーフム、フランクフルトはホームでライプツィヒと対戦する。

【スコア】
ブレーメン 3−4 フランクフルト

【得点者】 
0−1 2分 マリオ・ゲッツェ(フランクフルト)
1−1 14分 アンソニー・ユング(ブレーメン)
2−1 17分 レオナルド・ビッテンコート(ブレーメン)
2−2 33分 ランダル・コロ・ムアニ(フランクフルト)
2−3 39分 イェスパー・リンドストロム(フランクフルト)
2−4 48分 ジブリル・ソウ(フランクフルト)
3−4 90+2分 ニクラス・フュルクルク(ブレーメン)

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