メルセデスF1、「近いうちに」ラッセルとの契約を発表か。ボッタスはライコネンが去るアルファロメオに加入との噂

2021年9月1日(水)16時19分 AUTOSPORT web

 F1ベルギーGPの週末、メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフは、すでに2022年のドライバーについての決断を下したと発言した。


 メルセデスはルイス・ハミルトンと2023年末までの契約を結んでおり、チームメイトに誰を選ぶかが注目されている。現ドライバー、バルテリ・ボッタスとメルセデス傘下のドライバーで現在ウイリアムズで走るジョージ・ラッセルから選ぶことになるが、ウォルフ代表は、決断はすでに下したとして、「近いうちに」発表を行うと述べた。


 ベルギーGPの週末、ボッタスとラッセルにも2022年についての質問がなされたが、ふたりとも今答えられることはないとコメントした。ボッタスは「お知らせするニュースは何もない。その理由を説明する必要はないと思う」と語った。ラッセルは「今の段階でお知らせすることは何もない。サマーブレイクの間に話し合いをしたけれど、今週末、あるいはおそらく来週にも、発表するニュースはない」と述べている。

2021年F1第12戦ベルギーGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)

 だが、ウォルフ代表はすでにふたりに対して、2022年にメルセデスに乗るのはラッセルであると伝えているというのが、多くのF1関係者の考えだ。ただ、メルセデスは、長年大きな貢献をしてきたボッタスのため、発表をできるだけ適切なタイミングで行うことを望んでいる。


 アルファロメオのキミ・ライコネンは、今季末で引退する可能性が高いとみられている。同チームは後任としてボッタスを選び、2年か3年の複数年契約を結び、それをホームグランプリであるイタリアGPで発表するというのが、F1関係者たちが予測しているシナリオだ。

2021年F1第12戦ベルギーGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)

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