37歳DFセルヒオ・ラモス、古巣セビージャ加入で合意か…18年ぶりの復帰へ

2023年9月4日(月)10時30分 サッカーキング

古巣セビージャ復帰に近づくS・ラモス [写真]=Getty Images

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 元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、古巣セビージャ復帰に近づいているようだ。3日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在37歳のS・ラモスは、セビージャの下部組織出身。2004年にトップチームデビューを果たすと、2004−05シーズンには18歳ながら41試合に出場して数多くのビッグクラブからの注目を集めた。2005年夏にはレアル・マドリードに移籍。スペインの10代の選手としては最高記録となる2700万ユーロ(現在の換算レートで約42億円)もの移籍金が動いた。

 レアル・マドリードでは、ラ・リーガ優勝5回、コパ・デル・レイ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝4回、FIFAクラブワールドカップ優勝4回など、幾多のタイトルに彩られた。2021年夏にはパリ・サンジェルマン(PSG)と2年契約を締結。同クラブでは、公式戦58試合出場で6ゴール1アシストを記録し、リーグ・アンやトロフェ・デ・シャンピオン制覇を成し遂げた。

 契約満了に伴い、今夏PSGを退団したS・ラモスの移籍先には注目が集まり、アメリカやトルコ、メキシコなどが候補に浮上していたなか、直近では元フランス代表FWカリム・ベンゼマらが所属するサウジアラビアのアル・イテハド加入に近づいていることも報じられていた。

 しかし、今回の報道によると、アル・イテハドと2年契約を締結することが目前となっていたなか、古巣セビージャから加入の提案があったことを受け、サウジアラビア行きの交渉がすべて中止に。キャリアを終える前に古巣でのプレーを望んでいたことや家庭の事情などもあることから、S・ラモスはセビージャ復帰を希望している模様で、両者はできるだけ早く交渉が成立するように協議しているという。

 なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏も、アル・イテハドやトルコのクラブから提案があったにもかかわらず、S・ラモスは古巣セビージャと短期契約を締結することで、口頭合意に至ったことを伝えており、18年ぶりの古巣復帰が決定的になっているようだ。

サッカーキング

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