バイリー、6年間プレーしたマンUを離れトルコへ…ベシクタシュ加入が正式決定

2023年9月5日(火)19時45分 サッカーキング

バイリーは最終的にマンUで6シーズンプレー [写真]=Getty Images

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 マンチェスター・ユナイテッドに所属していたコートジボワール代表DFエリック・バイリーが、ベシクタシュへ完全移籍加入することとなった。5日、両クラブが合意に達したことを発表している。

 現時点でベシクタシュからは契約の合意のみが伝えられており、契約詳細は発表されていないが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると契約期間は2024年6月30日までの1年間だという。マンチェスター・ユナイテッドを退団してのフリートランスファーとなり、移籍金は発生していない見込みだ。

 バイリーは1994年4月12日生まれの現在29歳。若くしてスペインに渡ると、エスパニョールのカンテラ(育成組織)を経て同クラブでトップチームデビューを飾った。2015年1月にはビジャレアルへ完全移籍。加入直後からセンターバックで定位置を掴むと、2015−16シーズンには公式戦35試合出場1ゴールを記録し、同シーズン終了後にマンチェスター・ユナイテッドへの完全移籍を果たした。

 マンチェスター・ユナイテッドでは当時のジョゼ・モウリーニョ監督(現:ローマ)の信頼を掴み、加入直後から主力の1人として活躍。2016−17シーズンは公式戦39試合のピッチに立ったが、以降は度重なるケガに悩まされ、オーレ・グンナー・スールシャール監督の下では序列が下がっていった。エリック・テン・ハフ監督が就任した昨季は構想外となり、出場機会を求めてマルセイユへレンタル移籍。フランスでは公式戦通算23試合に出場したものの、シーズン終了後にマルセイユ、そしてマンチェスター・ユナイテッドからも離れることが決まった。レンタル移籍期間を除くとマンチェスター・ユナイテッドでは6シーズンにわたってプレーし、公式戦通算113試合出場1ゴールを記録した。

 また、2015年1月にはコートジボワール代表デビューも飾った。直後に行われたアフリカネイションズカップ2015では主力として全試合にフル出場し、母国の12大会ぶり2度目の優勝に貢献。コートジボワール代表では通算47試合に出場して1ゴールを挙げている。

 ベシクタシュは昨季のスュペル・リグ(トルコ1部リーグ)をガラタサライ、フェネルバフチェに次ぐ3位で終えていた。今夏はミランから元クロアチア代表FWアンテ・レビッチ、リヴァプールから元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド・チェンバレンらを補強。今季のスュペル・リグでは開幕から3試合を2勝1分と無敗で終え、暫定4位につけている。


【画像】ベシクタシュがバイリーの加入合意を発表

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