バルセロナ、16歳の“神童”ヤマルとプロ契約を締結へ…契約期間は最長で7年間に?

2023年9月10日(日)18時37分 サッカーキング

存在感を増すバルセロナのFWヤマル [写真]=Getty Images

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 バルセロナが、スペイン代表FWラミン・ヤマルとの長期契約締結を画策しているようだ。10日、『ムンド・デポルティーボ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。

 2007年7月13日生まれで現在16歳のヤマルは、6歳で地元の名門バルセロナの下部組織に入団。“ラ・マシア”きっての逸材として注目を集めると、今年4月にクラブ史上最年少記録となる15歳と290日でトップチームデビューを飾った。今夏のプレシーズンツアーにも帯同し、先月20日に行われたラ・リーガ第2節のカディス戦では先発出場。21世紀におけるラ・リーガの最年少先発出場記録を塗り替えた。

 また、現地時間8日に行われたEURO2024予選・グループA第5節のジョージア戦(7−1○)は、44分の途中投入で記念すべきスペイン代表デビューを飾り、74分には左足の巧みなコントロールショットで初ゴールもマーク。「16歳と57日」での国際Aマッチデビュー及び初ゴールは、いずれもスペイン代表の史上最年少記録となっている。

 クラブと代表の双方で輝きを放っているヤマル。今回の報道によると、バルセロナは16歳の“神童”の流出を阻止するべく、同選手とのプロ契約の締結を画策しているようだ。すでに当事者間での交渉は進んでおり、選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏もクラブ側が提示した条件面に合意しているという。『ムンド・デポルティーボ』は、早ければ今週中にもプロ契約の締結が完了する可能性があると報じている。

 なお、未成年のヤマルは現時点で最長3シーズンの契約しか締結することができない。しかし、クラブ、ヤマル、代理人の3者は7年間にも及ぶ長期契約締結の可能性を模索しているという。具体的には、ヤマルが18歳になった2025年に契約期間を2030年まで5年間延長する計画が話し合われているようだ。

 今シーズンのラ・リーガではここまで全4試合に出場し、2アシストをマークするなど、シャビ・エルナンデス監督率いるチームでの序列も高まってきているヤマル。果たしてバルセロナと7年間の長期契約を締結することになるのうだろうか。

サッカーキング

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