MFフェルナンドが今季終了後にセビージャ退団へ「嘘をつくつもりはない。最後になるだろう」

2023年9月13日(水)14時39分 サッカーキング

今シーズン終了後のセビージャ退団を表明したMFフェルナンド [写真]=Getty Images

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 セビージャのMFフェルナンドが、今シーズン限りでクラブを退団する意向を表明した。12日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 1987年7月25日生まれのフェルナンドは現在36歳。プロキャリアの始まりは母国ブラジルのヴィラ・ノヴァで、ポルトやマンチェスター・シティでもプレーし、2019年夏にセビージャに到着した。加入1年目から定位置を確保すると、在籍4年でクラブ公式戦通算156試合に出場し7得点10アシストを記録。中盤の底に鎮座し、ピンチの芽を摘む背番号『20』は、2度のヨーロッパリーグ優勝にも貢献している。

 そんなフェルナンドだが、今シーズン限りでクラブを退団する意向を表明した。セビージャとの現行契約満了が来夏に迫るなかで、『ラジオ・マルカ』に出演した同選手は「今年で最後になるだろう。嘘をつくつもりはない。36歳だし、そういう時期だ。100パーセントとは言えないけど、99パーセントとは言える」と告白。続けて「セビジスタの皆んなが、僕がいなくて寂しいと感じるような、そういうシーズンにしたい。僕を恋しがってくれることを願っているよ。これがラストイヤー…。もしかしたら、ブラジルかポルトガルでキャリアを続けるかもしれないけど、セビージャにいる間は、ここで素晴らしいシーズンを過ごすことだけに集中しなければならない」と明かした。

 また目標は、“3強崩し”と宣言。ラ・リーガ第4戦終了時点で、1試合未消化のセビージャは最下位に沈んでいるものの、フェルナンドは「トップ4、さらにはトップ3で戦うことを常に考えている。スタートは悪いし、迷いもあった。最後尾からの出発だけど、まだたくさん(試合は)残っているんだ。僕の意気込みは、トップの争いに身を置くこと」と決意を示している。

 セビージャの屋台骨として活躍してきたフェルナンドは、ラストイヤーを有終の美で飾れるのだろうか。

サッカーキング

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