全北現代、BGパトゥム・ユナイテッドに大苦戦も…PK戦で勝利し8強進出

2021年9月15日(水)20時17分 サッカーキング

ACLで全北とパトゥムが対戦した [写真]=Getty Images

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16が15日に行われ、全北現代モータース(韓国)とBGパトゥム・ユナイテッド(タイ)が対戦した。

 全北は一方的に押し込みながらもチャンスを生かせない展開が続いたが、前半終了間際に待望の先制点を獲得。右コーナーキックからペク・スンホがアウトスイングのボールを供給すると、ハン・ギョウォンがヘディングで折り返す。このボールを中央のグスタボが頭で押し込んだ。

 後半に入ってからも多くのシュートを放つ全北は65分、左サイドからイ・ジュヨンが供給したクロスにソン・ミンギュが頭で合わせるが、これは枠の上。74分にはグスタボのヘディングでの落としにスタニスラフ・イルチェンコが合わせたが、シュートに勢いはなく相手GKにキャッチされる。

 すると76分、パトゥムが少ないチャンスをモノにして試合を振り出しに戻す。左サイドからチャウワット・ヴィラチャードが柔らかい浮き球を中央に送り、ティーラシン・デーンダーが頭で合わせると、シュートは右のポストに当たってゴールに吸い込まれた。

 追いつかれた全北は後半終盤に攻勢を強めるが、相手GKの好セーブもあり得点を奪えず。試合は延長戦に突入する。延長戦ではお互いに疲れが見えるなか、押し込む全北は複数のチャンスを生かすことができない。試合の行方はPK戦に委ねられた。

 1人目、2人目はともに成功。先攻のパトゥムは3人目と4人目が止められ、4人目まで全員が成功した全北が4−2でPK戦を制した。全北は3年ぶりのベスト8進出を果たし、クラブ史上初のACL本大会を戦ったパトゥムはベスト16で姿を消した。

 この結果、ACL東地区は名古屋グランパス、蔚山現代、浦項スティーラース、全北現代が勝ち残った。

【スコア】
全北現代モータース 1−1(PK戦:4−2) BGパトゥム・ユナイテッド

【得点者】
1−0 45+2分 グスタボ(全北)
1−1 76分 ティーラシン・デーンダー(パトゥム)

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