オーバメヤン、恩師解任に初言及「悲しかったけどこれが人生だ」

2022年9月16日(金)12時8分 サッカーキング

今夏チェルシーに加入したオーバメヤン [写真]=Getty Images

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 チェルシーに所属する元ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが、指揮官交代について言及した。15日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 今夏の移籍市場最終日となった9月1日にバルセロナからチェルシーに移籍したオーバメヤン。加入時にはドルトムント時代にも師弟関係だったトーマス・トゥヘル前監督との再会に喜びも語っていたが、同7日にトゥヘル前監督が解任される事態となり、同選手には大きな影響があるのではないかとの声が上がっていた。

 それでも、グレアム・ポッター新監督の初陣となったチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節のザルツブルク戦でオーバメヤンは先発出場し、66分までプレー。1−1の引き分けに終わった同試合後、トゥヘル前監督の解任について聞かれた同選手は「彼とはまだ話をしていない」ことを明かしつつ、次のように続けた。

「彼は少し不満で、悲しがっていると思うけど、近いうちに彼とは話してみたいと思う。全員にとってクレイジーな1週間だった。でも、これが人生の一部で、適応していくしかない。誰もがトーマスとの関係性を知っていると思う。クラブから誰かが去る時はいつも悲しい」

「彼とは数日しか一緒じゃなかったが、それがフットボールだ。フットボールをしていれば、シーズン中にこのようなことは起こり得るし、これに非常に早く適応しなければならない」

 また、就任したポッター監督については「彼はとてもポジティブで素晴らしい性格の人物だと思う。僕たちは彼から学ぼうとしている。できるだけ早く勝利もしたい」と第一印象を口にすると、適応には時間がかからないとも語った。

「彼の考えは明確だと思うし、簡単だと思うよ。お互いに適応するためには少し時間もかかるかもしれないが、問題はない。チェルシーでプレーしているならば、できるだけ早く結果が欲しい。それが今日不満なところだ。結果には少しがっかりしている。僕たちはいいプレーをしたけど、残念ながら勝利するためにはあと何点か奪う必要があった」

 チェルシー加入前に強盗被害に遭った影響でフェイスガードを着用しながら試合に出場しているオーバメヤンは「ケガから回復するためにはもっと時間が必要だ。僕は100パーセントではない」と万全ではないことを認めつつ、「ケガを抱えながら、マスクを着けてプレーすることは簡単ではない。でも、できるだけ早く100パーセントになることを願っている」と自身の状態を明かした。

サッカーキング

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