立体的な”3Dスキン”ペイントの『DS3 ダークサイド』が60台限定で登場

2017年9月26日(火)6時9分 AUTOSPORT web

 シトロエンから独立し、新たに”DSブランド”としてスタートを切ったDSライン。その末弟であり、ラリーベース車としても活躍中の『DS3』に、ブラックの色調で統一されたシックな限定車『DS3 DARK SIDE』が登場。9月4日より60台の限定で発売されている。


 いまやプジョー・シトロエンのPSAグループの主力エンジンとして、世界エンジン・オブ・ザ・イヤーの常連となっている1.2リッター直列3気筒直噴ターボの”ピュアテック”を搭載し、トランスミッションには最新トルコン6速ATを採用。その現代的なパワートレーンに組み合わされたボディ&インテリアには、ハイセンスなDSブランドにふさわしい特徴的な塗装が施された。

マットな質感を持つエクステリアカラーには特徴的な3Dスキン・ペイントを施した


 このマットな質感を持つエクステリアカラーには、ブランドのアイコンとなる“DSモノグラム”をモチーフとした意匠を塗装面の内部に挟み込むという特殊なペイントを採用し、立体的な視覚効果を実現。


 ベースカラーの上に模様を転写してから特殊なクリアコートを塗布し、最終的にはつや消しのマット塗装に仕上げられている。このモノグラムの模様はボディのウェストラインおよびテールゲート周辺に効果的に配置され、高い塗膜の質感と合わせて独自の世界観を醸し出している。

DSブランドのロゴである”モノグラム”が立体的に浮き上がる処理に


 またレザースポーツシートを採用したインテリアもブラックで統一され、インナードアハンドルには、3Dレーザープリント技術を利用した複雑で印象的なデザインのチタン製パーツを使用。エクステリアとの連動性を持つ上質なワンポイントが施された。


 通常のラインではカラーの塗り分けによる視覚効果で、フローティングしているような印象を与えるルーフカラーも、このダークサイドではノアールペルラネラと呼ばれるブラックルーフに統一。モノグラムの3Dペイントとの効果を最大限に活かすため、カブリオは用意されないという徹底ぶりだ。

レザースポーツシートを採用したインテリアもブラックで統一


 青白色に輝くDS LEDビジョンと呼ばれるヘッドライトとのコンビネーションも印象的なこの限定車は、そのオプショナルカラーとなるペイント込みで303万円となっている。

ドアハンドル部にも3Dレーザープリント技術を利用したチタン製パーツを使用


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