大谷翔平 日本人初の本塁打王獲得!偉業だらけのシーズンとは

2023年10月2日(月)8時35分 ココカラネクスト

日本人選手で初の栄冠に輝いた大谷(C)Getty Images

 大リーグのレギュラーシーズン全日程が現地10月1日(日本時間2日)に終了。44本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平投手が日本人初、アジア選手でも初となる本塁打王が確定した。

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 メジャー6年目のシーズンとなった今季は6月に自身最多の15本塁打を放つなど一気にアーチ量産。特に7月27日(同28日)のタイガース戦のダブルヘッダーでは第1試合で投手としてメジャー初完封勝利をあげると、第2試合で打者として2本塁打をマーク。米球界でも「ユニコーン」など、異次元パフォーマンスとして大きく注目を集めた。6月、7月の2か月間は連続で月間MVPも獲得、「夏男ぶり」を発揮した。

 今季は打者として135試合に出場してリーグ4位の打率.304、95打点、20盗塁をマーク。打率3割をマークしたのも6年目で初めてとなった。

 投手では23試合に登板し、10勝5敗、防御率3.14。132回を投げて167奪三振をマークした。8月下旬に右肘内側側副靱帯の損傷が発覚、以降登板を控えたため規定投球回には届かなかったものの、2年連続の2桁勝利、シーズン150奪三振以上を記録するのは3年連続となった。

 大谷は球団を通して「MLBでこれまで活躍された偉大な日本人選手たちのことを考えると大変恐縮であり、光栄なことです。この目標を達成するのに協力してくれたチームメイト、コーチングスタッフ、ファンに感謝します」と支えてくれた周囲に感謝の気持ちを示した。

 パワーで不利といわれた日本人選手で初の栄冠に輝いた。研鑽を磨いた技術、持前の探求心が偉業につながった。

 すでに大谷は右肘の手術を受け、来季は開幕から打者に専念することが明らかになっている。二刀流復帰は2025年以降となるが、来季は打者として開幕から勇姿が見られそうだ。今オフにはフリーエージェント(FA)となり、メジャー史上最高額もささやかれる。果たして来季はどの球団でプレーするのかも引き続き、注目となる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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