侮辱被害のFWオシムヘン、ナポリ愛を強調「バッジへの愛は揺るぎない」

2023年10月2日(月)11時31分 サッカーキング

ナポリに所属するオシムヘン [写真]=Getty Images

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 ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンが、同クラブへの愛を強調した。

 昨シーズンはセリエAで26ゴールを記録し、33シーズンぶり3度目の“スクデット”に大きく貢献したオシムヘンは、今夏多くのクラブから関心が寄せられていたものの、ナポリ残留を決断。ここまでリーグ戦7試合で5ゴールを挙げる活躍を見せている。

 しかし、9月24日に行われたセリエA第5節のボローニャ戦でオシムヘンはPKを失敗したほか、86分に途中交代した際にはリュディ・ガルシア監督の采配への不満を爆発させるなど、両者の関係性は緊張が走る事態に。それでも、試合後にはオシムヘンがガルシア監督やチームメイトに謝罪したことが明らかになり、事態は沈静化したと思われていた。

 そんななか、ナポリ公式TikTokアカウントでオシムヘンを巡るとある動画が投稿。奇妙な早口な声とともに同選手がPKを要求して、それを外すまでの映像が映し出され、同選手を嘲笑しているような動画が公開された。すでに削除されているものの、これを受け、同選手の代理人が法的措置も辞さない姿勢を見せるなど大騒動に発展。その後、ナポリは「全くクラブの意図するところではない」と声明を発表したが、オシムヘンへの謝罪がなかったことで両者の関係性には注目が集まっていた。

 それでも、オシムヘンは10月1日に自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、「2020年にナポリの街に来たことは僕にとって素晴らしいことだった」とクラブへの愛情を改めて綴った。

「ナポリの人々は僕にたくさんの愛と優しさを示してくれたし、僕らの間に誰も入ることは許さない。ナポリの人々の情熱が僕の心に火をつけ、常に心と魂を尽くしてプレーすることにつながっているし、誇りを持って身につけているバッジへの愛は揺るぎないものだ」

「ナポリの人々に対する非難は真実ではない。僕にはナポリ人の友人がたくさんいて、家族や日常生活の一部になっている。僕をサポートして手を差し伸べるために声を上げてくれたナイジェリア人やみんなのことを感謝している。本当にありがとう、一生感謝する。これからも団結して、尊重し合って、理解し続けていこう。フォルツァ・ナポリ」

サッカーキング

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