タイトル候補のハート・オブ・レーシングがGTDプロ参戦終了を発表。2025年投入のヴァルキリーは1台

2024年10月9日(水)21時18分 AUTOSPORT web

 ハート・オブ・レーシングチーム(HoR)は、2024年シーズン限りでIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権におけるGTDプロの参戦を終了することをアナウンスした。この決定は、来季よりアストンマーティン・ヴァルキリーでのGTPプログラムが始まることに伴うものだ。


 火曜日に確認されたところによると、イアン・ジェームスが率いるチームは拡張されたGTPクラスの一部として23号車ヴァルキリーAMR-LMHでトップカテゴリーに参戦するとともに、27号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3エボによるGTDプログラムを継続する。


 ジェームスは以前Sportscar365に対し、非常に期待されているヴァルキリーのGTPプログラムが開始された後も、チームはGT3レースでの既存の取り組みを継続する予定であると語ったが、当時はどのクラスにコミットするかは明かされていなかった。


 チームは今回、まもなくロード・アトランタで迎えるシーズン最終戦『プチ・ル・マン』によって、GTDプロクラスでの3年間と取り組みにピリオドが打たれることを明らかにする一方、プロアマカテゴリーであるGTDはチームにとって「有用なはしご」として残ることになると概説した。


 この3年間、ロス・ガンとアレックス・リベラスが牽引したHoRのGTDプロエントリーは、グレン6時間レースで2度のクラス優勝をはじめ、ライムロック・パーク、ロード・アメリカ、さらにロングビーチでも勝利を収めた。


「2025年のシーズンがどのようなものになるのか、楽しみにしている」とジェームスは語った。


「振り返ってみて、スタート地点と現在の地点を比較すると少々クレイジーに思えるね。最終的にGTDエントリーを残すことを決めたのは、我々のオールプロGTPプログラムを補完し、有用なはしごとして役立つと考えたためだ」


 GTDプロクラスのドライバー選手権とチーム選手権でランキング2位つけたHoRのボスは、シーズンフィナーレの10時間レースに向けて次のように締め括った。「今週は23号車のチームでGTDプロのチャンピオンを目指す。シーズンが終わったら、2025年向けてに全力を注ぐつもりだ」

2025年のWEC/IMSA参戦を目指して開発が進められている、アストンマーティンのル・マン・ハイパーカーマシン『ヴァルキリーAMR-LMH』
ドライバー選手権とチーム選手権をリードしているのは“レキシー”こと77号車ポルシェ911 GT3 Rを走らせるAOレーシングだ。点差は99ポイント(#77ポルシェ:2887点、#23アストンマーティン:2788点)


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