クラブ公式戦通算300試合目を指揮! ガスペリーニ監督が胸中明かす「これ以上にないほど…」

2022年10月10日(月)16時12分 サッカーキング

クラブ公式戦通算300試合に到達したガスペリーニ監督 [写真]=Getty Images

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 アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、9日に行われたセリエA第9節ウディネーゼ戦を振り返った。同日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 セリエA第8節終了時点で勝ち点20の2位アタランタは、9日に行われた第9節で勝ち点19の3位につけているウディネーゼと対戦した。敵地に乗り込んだアタランタは36分、FWアデモラ・ルックマンのゴールで先制に成功すると、56分にFWルイス・ムリエルが追加点。しかしその後、今季セリエAの“伏兵”ウディネーゼの反撃に遭い、2失点を喫する。試合はこのまま2−2で終了し、首位に立つナポリとの勝ち点差が「2」に広がってしまった。

 まず、ガスペリーニ監督は「(ジェラール・)デウロフェウのフリーキックはウディネーゼのエネルギー源となり、我々は交代選手で対応しようとしたにもかかわらず、自分たちのレベルを維持することができなかった」と振り返りつつ、「試合を優位に進め、2点のリードがふさわしい時間帯もあった。ただ、それを含めても、我々はこの結果に満足すべきだろう。選手は、自分自身のキャラクターに沿ったプレーをし、空いたスペースを最大限に活用していたね。この試合は我々が学び、成熟するのに役立つ試合だ」と“らしさ”溢れるプレーが発揮されたことには手応えを感じているようだ。

 また同試合が、アタランタの監督として公式戦通算300試合目の指揮となった。2016年夏に就任以降、セリエAでクラブ史上最高順位フィニッシュやチャンピオンズリーグ初出場に導くなどの手腕を振るってきたガスペリーニ監督は「これ以上にないほど素晴らしい時間を一緒に過ごすことができた。とはいえ、この先も達成すべき目標はたくさんあるし、今は振り返るつもりはない。チームは若手選手でリニューアルされて、早く成長しようとしている」とクラブの未来を見据え続けている。

 セリエA開幕9試合無敗中のアタランタの次戦は15日、第10節で『アトレティ・アズーリ・ディタリーア(本拠地)』にサッスオーロを迎える。

サッカーキング

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