初陣は猛攻しのぎ勝ち点1…セビージャ新指揮官、初勝利へ意気込む「進化はピッチ上に現れる」

2022年10月11日(火)16時57分 サッカーキング

GS突破に後がない状況のセビージャを率いるサンパオリ監督 [写真]=Getty Images

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 セビージャを率いるホルヘ・サンパオリ監督が、11日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループG第4節ドルトムント戦を前に、意気込みを語った。10日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 セビージャは5日、シーズン開幕からの成績不振を受けて、フレン・ロペテギ政権に終わりを告げた。ロペテギ氏の後任として、サンパオリ新監督を招へい。初陣となったラ・リーガ第8節アスレティック・ビルバオ戦では、早い時間帯に先制点を挙げたものの、時計の針が進むにつれて劣勢に立たされる。その後、同点に追いつかれたセビージャだったが、逆転ゴールは許さずに、勝ち点1を分け合うかたちになった。

 まずサンパオリ監督は、シーズン途中就任という難しい状況について「進化はピッチ上に現れるもの。重視していることは、私たちの強みを活かしたグループとしての取り組み方に、迅速に適応していくことだ」と意気込む。続けて「モチベーションは内面から溢れ出てくる。彼らは、自分たちが身にまとうエンブレムのために、そしてチームがピッチで気持ちよくプレーするために、私に何かしらの意思を示さなければならない」とチームに発破をかけている。

 アスレティック・ビルバオ戦から中2日で敵地に乗り込み、グループG第4節ドルトムント戦に臨むセビージャ。同グループ2位につけるドルトムントについて、サンパオリ監督は「ドルトムントは非常に堅実で、決意の固いチームだ。バイエルンと引き分け、マンチェスター・Cとはイングランドで好勝負を繰り広げた。彼らは素晴らしい瞬間を迎えているのだから、私たちは自分たちが“何者”であるかを知らなければならない」と披瀝。また「選手たちには、とてもいいピッチ、ユニークな舞台での試合を楽しんでもらいたい。だけど、相手を不愉快にさせるような明確な狙いがなければ、とても難しくなるだろう」と心境を明かした。

 グループG第3節終了時点で勝ち点1にとどまっており、ドルトムント戦で敗れれば、グループステージ敗退が決定するセビージャ。逆転での決勝トーナメント進出に後がない状況で、サンパオリ監督はどのような手腕を振るうのだろうか。

サッカーキング

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