大谷翔平の「切実な訴え」に米メディアも反応!エンゼルスに対し「輝くチャンスを与えていない」と苦言も

2022年10月19日(水)17時45分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 エンゼルスの大谷翔平が10月18日に帰国会見を行い、今シーズンのプレーや成績などについて語った。

 メジャー5年目のシーズンを「昨年に引き続き、個人的には良いシーズンだった」と振り返っており「安定して試合に出続けられたのは一番いいところかなと思うので、そこは来年も引き続き、毎試合いい状態で試合に臨めるように頑張りたいなと思っています」として来季への意気込みも述べている。

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 また、その中では「14連敗などもあり、思うような試合ができなかった」「来年はなるべく長く、今も試合できるように頑張りたい」として、チームの戦績や、いまだ経験の無いポストシーズン出場への心境も吐露している。

 史上初となる投・打での規定数到達など、今季も二刀流でメジャーのファンを沸かせてきたものの、チーム成績は大きく負け越すこととなり、夏場には大谷の孤軍奮闘が目立つ日々も続いた。

 この会見での大谷の切実なコメントには米メディアでも反応をみせており、スポーツサイト『FANSIDED』が「ショウヘイ・オオタニ、エンゼルスに闘志を燃やす」と銘打った記事を配信している。

 記事では冒頭より「ショウヘイ・オオタニが一世一代の大器であることは間違いない。エンゼルスが彼に野球界最大の舞台で輝くチャンスを与えていないことが問題なのだ」とチームに対しての見解を述べており、続けて「2018年にMLBデビューしてから5度目、オオタニはポストシーズンでプレーすることができなかった。そしてまた、それは彼自身のせいではない」と主張した。

 その上で「二刀流のスターは、またしてもMVP級の活躍を見せた。実際、アーロン・ジャッジの歴史的なシーズンが、彼のトロフィーケースにもうひとつのMVPを加えることを阻止する唯一の存在となる可能性が高い。それが議論になること自体、オオタニの功績だ」として、今季の個人の成績を評している。

 だがその一方で、低迷が続いたチームへは以下の様に厳しい意見を並べた。

「彼ほどの選手なら、個人的な栄誉だけでなくチームとしての成果も競うべきだろう。エンゼルスは、オオタニが他チームで優勝するのを見たくなければ、1年のうちにやるべきことがあるはずだ」

 記事の中では他にも大谷のコメントを挙げ「記者会見でオオタニはチームに警戒を促した」とも表現している。今シーズンを終えたばかりの大谷だが、その勝利を求める強い意欲はすでに新たな戦いに向けられている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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