エヴァートン、UEFAから処分か…子供を抱えたファンが相手GKに暴行疑惑

2017年10月20日(金)13時17分 サッカーキング

乱闘が起こったエヴァートンとリヨンの一戦 [写真]=Getty Images

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 ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第3節が19日に行われ、エヴァートンとリヨンが対戦。この試合のある場面によって、エヴァートンはUEFA(欧州サッカー連盟)から処分を下される可能性があるようだ。19日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 問題のシーンは64分、エヴァートンのウェールズ代表DFアシュリー・ウィリアムズが、リヨンのポルトガル代表GKアントニー・ロペスを押しのけて倒したことから、両チーム入り乱れての乱闘に発展。その場の処分では、ウィリアムズとブルキナファソ代表FWバートランド・トラオレが、イエローカードを受けて試合は再開されていた。

 しかし、ウィリアムズにとって、イエローカードで済んだことは幸いなことと伝えている同紙は、UEFAからさらなる処分が下される可能性があるという。さらには、子供を抱えたエヴァートンのファンが、ロペスのことを殴っている様子が映し出されており、このことについても、エヴァートンは処分を受ける可能性があるようだ。

 試合後、イギリスのスポーツチャンネル『BT Sport』のインタビューに応じたウィリアムズは「よくあることで、これがサッカーだよ。熱い気持ちを持っていて、感情が高まることがある。僕たちは試合に勝ちたくて、彼らも試合に勝とうとしている。今回はそれにより、衝突が起こった。それがすべてだよ」と語った。

 一方のロペスは「僕は選手を殴るようなことが、イギリスの雰囲気の一部だとは思わない。だがそのようなことが起こってしまった」とコメントした。

 続けて、イエローカードを受けたトラオレは「あのような熱い場面では、お互いのチームを守ろうとする。僕はそれをしようとしただけだよ。中にはアントニー・ロペスを殴ったファンもいる。彼を守ろうとすることは普通のことだよ」と振り返った。

 なお試合は、1−2でアウェイのリヨンが勝利している。

サッカーキング

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