原巨人のドラフト戦略を球界OBが絶賛!浅野だけでなく「2位の萩尾もいい選手」

2022年10月26日(水)11時21分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 異例の9球団がドラフト1位を公言、しかも公言での重複なしとなった2022年のドラフト会議。巨人、阪神が指名した高校通算68本塁打の高松商高・浅野翔吾外野手は、競合の末、原辰徳監督が当たりくじを引き当てて、交渉権を獲得した。

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 現役時代、横浜ベイスターズなどで活躍し、引退後も日本代表などでコーチを歴任してきた高木豊氏は、自身のYouTubeチャンネルで「非常にいい。浅野を引き当てたことが今年の目玉」と巨人のドラフトを賞賛。「原監督、今年一番嬉しかったんじゃないって思うくらい喜んでいる表情が印象的だった。岡田監督と原監督が(抽選に)出て行って。両監督とも右の強打者で、浅野を指名したんだよね。それくらい、浅野を獲れただけでも非常にいい」と評価した。

 さらに、「2位の萩尾匡也(慶応大)も非常にいい選手。浅野も萩尾も外野手で、両方とも右投げ右打ち。浅野はスイッチに挑戦しているという情報を得ている。センスのある子だからすぐこなしてくる可能性もあるけど、どうだろうね。右であれだけ打てるんだから、左練習する分、右練習した方がいいなって気がするけど。ただ、両方打てるっていうのは武器になる。いいと思う」と、浅野のスイッチ挑戦を指摘しつつもエールを贈った。

 1位・2位と右投げ右打ちの外野手を指名した意図について高木氏は、「巨人は去年ピッチャーを取っている。そのピッチャーが非常にいいんじゃないかということで、今年は野手にいった。若手の有望な選手はいる。今シーズンはある程度若手に経験させたから、花開くかどうか。そこにかかっている」と、巨人のドラフト戦略を分析。昨年のドラフトで入団した大勢投手や赤星優志投手など、若手投手陣のさらなる飛躍・奮闘が鍵となると語った。

 巨人は育成ドラフトで9人を指名。その中で高木氏は育成3位の明徳義塾高・吉村優聖歩投手に注目。「左の変則。このピッチャーは出てくるのが早いと思う。先発では使わず、ワンポイントとか中継ぎに回すんじゃないかな。明徳では先発もしていたけど、プロでは先発というよりも中継ぎで芽を出してくるんじゃないかな。技巧派」と期待を寄せた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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