ベニテス監督がエヴァートンへの”移籍”を否定「このクラブで幸せだ」
2017年10月28日(土)11時14分 サッカーキング
現在プレミアリーグで降格圏内の18位に沈むエヴァートンは、23日にロナルド・クーマン前監督の退任を発表している。後任候補にはドルトムントを指揮していたトーマス・トゥヘル氏らの名前が挙がっているが、現在も家族がリヴァプールに在住しているベニテス監督が就任する可能性についても取りざたされているようだ。
しかし、ベニテス監督は「新聞や人々の会話でその話題を知ったが、私はこのクラブで幸せで、ここでの仕事に集中している。その噂については話したくないね」と語り、シーズン途中での“移籍”の可能性を明確に否定した。
続けて「私の家族がリヴァプールに住んでいるのは確かだが、私の過去はリヴァプールFCというクラブにある。エヴァートンは素晴らしいクラブだがね」と話し、エヴァートンへの敬意を払いながらも、古巣と同じ地域のライバルチームの指揮官への転身は好ましくないという考えを示した。
今夏の補強に対して不満を露わにしたことで、クラブ上層部との対立も囁かれていたベニテス監督。だが、その時と同様にニューカッスルへの愛着を改めて示した形となった。同監督が率いるクラブは今シーズン好調を維持しており、昇格組ながら現在リーグ7位につけている。