「ここぞというタイミングで着ることができたら…」町田の主将・奥山政幸、優勝セレモニーは“レジェンド”深津康太とともに

2023年10月29日(日)19時17分 サッカーキング

 FC町田ゼルビアがホーム最終戦で“有終の美”を飾った。明治安田生命J2リーグ第40節でツエーゲン金沢と対戦し、3分に平河悠が決めたゴールを最後まで守り切った。3連勝で勝ち点を81まで伸ばしている。

 試合終了後のフラッシュインタビューには中島裕希と奥山政幸、町田の歴史を知る2人のレジェンドが登場し、会場に集まった1万人を超えるファン・サポーターの前でJ2優勝を自らの声で報告した。奥山が手にしていたのは、町田に計13季在籍し、今季途中でいわてグルージャ盛岡へ移籍した深津康太のユニフォームだ。「今日ここにはいられなかったですけど、ゼルビアのレジェンド康太くんも絶対に喜んでいると思います!」と話すと、大きな深津チャントが鳴り響いた。

 深津とは「家族ぐるみで仲が良い」と話すキャプテンの奥山。「ユニフォームをお預かりしていたので、ここぞというタイミングで着ることができたらと思っていました。それが実現できて本当に良かったですね。試合が終わって温めていたら、(フラッシュインタビューという)最高のタイミングが来ました」と笑顔で振り返った。

 長かったシーズンも残り2試合。町田はレノファ山口FC、ベガルタ仙台とのアウェイ2連戦を戦い、いよいよ来季はクラブ史上初のJ1に挑む。奥山は「優勝という今年のJ2で一番の証明をできたことは嬉しいですが、ここで緩んでしまったらまだまだだと思うので、残り2試合も勝てるように変わらずに良い準備をしたいと思います。J1では厳しい戦いになると思いますけど、毎日の練習にこだわって成長して、素晴らしい相手に対しても果敢に挑んでいきたい」と意気込んだ。

サッカーキング

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