大関・大の里が優勝額贈呈式出席 初大いちょう姿&新潟・海洋高寄贈の化粧まわし優勝額に「今があるのは新潟のおかげ」
2025年5月10日(土)12時35分 スポーツ報知
優勝額の前で握手を交わす大の里(左)と豊昇龍(カメラ・斉野 民好)
大相撲の初場所と春場所の優勝額贈呈式が10日、東京・両国国技館で行われた。春場所で優勝した大関・大の里(二所ノ関)は、母校の新潟・海洋高からもらった青い化粧まわしをつけた優勝額を見て「初めて大銀杏(いちょう)での優勝額」と感慨深げ。同高寄贈の化粧まわしを選んだ理由を「6年間お世話になって今の自分の土台を作ってくれたのは新潟のおかげ。公立高校で地域の方がお金を集めてくれてもらった化粧まわしで優勝額を撮れてよかった」とうなずいた。
同高の田海哲也総監督も贈呈式に訪れ、一緒に写真撮影した。大の里は「喜んでくれていると思う」とうれしそうだった。父の中村知幸さんは「田海総監督が喜んでいた。恩返し出来たかな」とうなずいた。綱取りの初日に向けて大の里は「深く考えることなくいつもどおり頑張りたい」と意気込んだ。