CL16強の組み合わせ決定、過去の対戦成績は? レアルはリヴァプールに直近6戦無敗

2022年11月7日(月)23時4分 サッカーキング

CLラウンド16の組み合わせが決定 [写真]=Anadolu Agency via Getty Image

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 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント・ラウンド16の組み合わせ抽選会が7日に行われ、来年2月・3月に行われる対戦カードが決定。過去に何度も名勝負を演じてきた因縁の対決が実現した一方、今回が初となる組み合わせも生まれた。それでは、8カードの過去の対戦成績を見ていこう。

ライプツィヒ vs マンチェスター・C

 2021−22シーズンのグループステージでも対戦。初戦はマンチェスター・Cが6−3の打ち合いを制したが、2021年12月の2戦目ではカイル・ウォーカーの退場もあり、数的有利を得たライプツィヒが2−1で勝利した。ちなみに、マンチェスター・Cはドイツ勢と対戦した直近17試合で14勝2分と圧倒的な成績を残しているが、その間に唯一喫した黒星がライプツィヒ戦だ。

2021年9月15日 CL・GS マンチェスター・C 6−3 ライプツィヒ
2021年12月7日 CL・GS ライプツィヒ 2−1 マンチェスター・C

クラブ・ブルッヘ vs ベンフィカ

 初対戦。クラブ・ブルッヘがCLでポルトガル勢と対戦するのは、今季のグループステージでも対戦したポルトに続いて2クラブ目となる。欧州大会ではポルトガル勢と14度対戦し、5勝2分7敗で負け越している。

 一方、ベンフィカがCL本戦でベルギー勢と対戦するのは、1987−88シーズン、94−95シーズン、2013−14シーズンに対戦したアンデルレヒトに続いて2クラブ目。欧州大会における対ベルギー勢の戦績は、12勝5分4敗だ。

リヴァプール vs レアル・マドリード

 3シーズン連続の顔合わせとなったが、直近6試合はレアル・マドリードが5勝1分と圧倒している。リヴァプールが最後に“白い巨人”を下したのは2009年3月。『アンフィールド』で4−0の勝利を収めた一戦まで遡る。

1981年5月27日 ヨーロピアンカップ決勝 リヴァプール 1−0 レアル・マドリード
2009年2月25日 CLラウンド16 レアル・マドリード 0−1 リヴァプール
2009年3月10日 CLラウンド16 リヴァプール 4−0 レアル・マドリード
2014年10月22日 CL・GS リヴァプール 0−3 レアル・マドリード
2014年11月4日 CL・GS レアル・マドリード 1−0 リヴァプール
2018年5月26日 CL決勝 レアル・マドリード 3−1 リヴァプール
2021年4月6日 CL準々決勝 レアル・マドリード 3−1 リヴァプール
2021年4月14日 CL準々決勝 リヴァプール 0−0 レアル・マドリード
2022年5月28日 CL決勝 リヴァプール 0−1 レアル・マドリード

ミラン vs トッテナム

 1971−72シーズンのUEFAカップ準決勝、2010−11シーズンのCLラウンド16でも対戦しているが、ミランがトッテナムに勝ったことはない。12シーズン前の対戦では、敵地でピーター・クラウチが挙げた1点を守り切ったトッテナムが準々決勝にコマを進めた。

 ちなみに、トッテナムを率いるアントニオ・コンテ監督にとって、ミランは監督キャリアで唯一10勝している“お得意様”だ。

1972年4月5日 UEFA杯準決勝 トッテナム 2−1 ミラン
1972年4月19日 UEFA杯準決勝 ミラン 1−1 トッテナム
2011年2月15日 CLラウンド16 ミラン 0−1 トッテナム
2011年3月9日 CLラウンド16 トッテナム 0−0 ミラン

フランクフルト vs ナポリ

 1994−95シーズンのUEFAカップ・ラウンド16でも対戦。ホーム・アウェイ両方で1−0の勝利を収めたフランクフルトが準々決勝に進出していた。なお、フランクフルトが欧州大会のラウンド16でイタリア勢と対戦するのは今回が3回目。2018−19シーズンのヨーロッパリーグでインテルと対戦した際も、ホーム・アウェイ両方でクリーンシートを達成して勝ち上がっていた。果たして二度あることは三度あるのか。

1994年11月24日 UEFA杯ラウンド16 フランクフルト 1−0 ナポリ
1994年12月6日 UEFA杯ラウンド16 ナポリ 0−1 フランクフルト

ドルトムント vs チェルシー

 初対戦。チェルシーの元ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンにとっては古巣対戦となるが、21世紀のドルトムントで同選手(141)よりも多くゴールを決めたのは、現主将のドイツ代表FWマルコ・ロイス(156)のみだ。

 なお、欧州大会におけるドルトムントの対イングランド勢戦績は、11勝6分16敗。一方、チェルシーの対ドイツ勢戦績は、13勝5分7敗となっている。

インテル vs ポルト

 18シーズン前にもCLラウンド16で対戦した。ポルトホームのファーストレグは1−1で終わったが、インテルはホームのセカンドレグでアドリアーノがハットトリックを達成。ネラズーリが準々決勝へとコマを進めていた。

2005年2月23日 CLラウンド16 ポルト 1−1 インテル
2005年3月15日 CLラウンド16 インテル 3−1 ポルト
2005年10月19日 CL・GS ポルト 2−0 インテル
2005年11月1日 CL・GS インテル 2−1 ポルト

パリ・サンジェルマン vs バイエルン

 19−20シーズンの決勝トーナメントはコロナ禍の影響で短期決戦に。無観客で行われた決勝では、フランス代表FWキングスレイ・コマンが古巣相手に挙げた先制点を守り抜いたバイエルンが、6度目の優勝を果たした。20−21シーズンの準々決勝は合計スコア3−3の激闘となったが、同シーズンを最後に廃止されたアウェイゴールによってPSGが準決勝に進出した。

 なお、PSGは対バイエルン戦で6勝しており、欧州大会で最も勝利を挙げている相手だ。一方のバイエルンにとっては、レアル・マドリード(11敗)に次いで、欧州大会で2番目に多く負けている相手がPSGとなる。

1994年9月14日 CL・GS PSG 2−0 バイエルン
1994年11月23日 CL・GS バイエルン 0−1 PSG
1997年10月22日 CL・GS バイエルン 5−1 PSG
1997年11月5日 CL・GS PSG 3−1 バイエルン
2000年9月26日 CL・GS PSG 1−0 バイエルン
2000年10月18日 CL・GS バイエルン 2−0 PSG
2017年9月27日 CL・GS PSG 3−0 バイエルン
2017年12月5日 CL・GS バイエルン 3−1 PSG
2020年8月23日 CL決勝 PSG 0−1 バイエルン
2021年4月7日 CL準々決勝 バイエルン 2−3 PSG
2021年4月13日 CL準々決勝 PSG 0−1 バイエルン

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